山田風太郎による小説『八犬伝上・下』(角川文庫刊)を原作とした実写映画『八犬伝』が、2024年10月に公開されることが決定した。『八犬伝』は、里見家にかけられた呪いを解くため、運命に引き寄せられる若き8人の剣士たちの戦いをダイナミックに描く《虚》パートと、180話におよぶ物語を、悩み苦しみながら28年もの歳月をかけて書き上げた作家・滝沢馬琴の創作の真髄、そこで生まれた奇跡の実話を描いた《実》パートがシンクロする壮大なエンターテイメント作品。失明しながらも『八犬伝』の物語を書き上げた主人公・滝沢馬琴役を役所広司が演じるほか、馬琴を見守り続ける親友の絵師・葛飾北斎役を内野聖陽、《虚》パートで八犬士の運命を握る伏姫役を土屋太鳳、馬琴の息子・宗伯役で磯村勇斗、宗伯の妻・お路役で黒木華、馬琴の妻・お百役で寺島しのぶが出演する。監督は『ピンポン』や『鋼の錬金術師』シリーズの曽利文彦監督が務める。本作について役所は「読本作家 滝沢馬琴の几帳面な生活と彼が生み出す絢爛豪華な活劇。果たして馬琴にとってどちらが《虚》で、どちらが《実》なのか?映画館でお楽しみ下さい」とコメント。内野も「馬琴が北斎との友情の中で育て上げた『八犬伝』。家族を抱え、ままならない現実に悶えながらも華やかで正義感に満ちた作品を描いていく様は本当に見応え十分です!」とアピールしている。《虚》パートに登場する土屋は「現代の技術があってこそ実現できる“伝説のリアル感”が、《虚》パートの大きな魅力ではないかと思います」と語り、磯村も「《実》パートと《虚》パートそれぞれの物語がクロスしていく描き方は必見です」とその魅力を述べた。黒木も「“現実”と“物語”を行き来する今作を、是非楽しんでもらえると嬉しいです」と言い、寺島は「『八犬伝』のスペクタキュラーな《虚》の世界と私たちの《実》のパートがどうリンクしていくのか、楽しみにしていて下さい」と期待を込めた。最後に曽利監督は「虚実入り乱れる大胆な構成と、『八犬伝』ファンの皆さんは現在の最新映像技術で蘇る新しい『八犬伝』の姿を、そして漫画やアニメが大好きな皆さんはその原点の姿をお楽しみください!」と全世代に向けた作品であることをアピールした。■役所広司 コメント28年掛けて書き上げた『南総里見八犬伝』。成し遂げられたのは、親友、葛飾北斎と家族たちの献身的な支えがあった。読本作家 滝沢馬琴の几帳面な生活と彼が生み出す絢爛豪華な活劇。果たして馬琴にとってどちらが《虚》で、どちらが《実》なのか?映画館でお楽しみ下さい。■内野聖陽 コメント北斎は晩年、多くの物語から触発され絵を描き、そして馬琴は、北斎の絵に触発され、筆を走らせた。ジャンルの違う芸術家同士が、インスピレーションを与え合っていたなんて素晴らしいことです。馬琴が創作活動で悶え苦しむほど、《虚》の世界の八犬士たちの華やかでケレンのある世界が輝きを増す。それは、まるで『鬼滅の刃』の世界。北斎はそんな馬琴を面白がりながらも一番の理解者として愛情深く見つめ、時には喧嘩も罵り合いもする存在。そんなふたりの関係は人間らしくて、オモシロく、お互いにとってなくてはならない存在であったことが感じられます。馬琴が北斎との友情の中で育て上げた『八犬伝』。家族を抱え、ままならない現実に悶えながらも、華やかで正義感に満ちた作品を描いていく様は本当に見応え十分です!劇場の大きなスクリーンで、この迫力ある世界を楽しんで頂けたらと思います!■土屋太鳳 コメント伏姫は、子どもの頃からの憧れの存在。その魅力は語り尽くせないけれど、私が思う一番の魅力は、包容力です。一見“自己犠牲”に見えながら、実は誰よりも能動的に物語を牽引し、守るべきものを守り通す。憧れます。現代の技術があってこそ実現できる「伝説のリアル感」が、《虚》パートの大きな魅力ではないかと思います。夢中で本を読んでいると、頭の中に物語の世界が縦横無尽に広がりますが、その感覚と同じ興奮を覚えました。とても新鮮だと感じる一方で、不思議な現実味があるように感じました。人には「起きている時」と「眠っている時」がありますが、その両方を意識が行き来しながら生活している感覚に、少し似ているのかもしれません。伏姫が取り組んだ使命は、現代においても、大切な課題だと思います。見失ってはいけないものを、人は簡単に見失ってしまう。なぜなのか、そして、どうすれば取り戻せるのか……伏姫の祈りを、どうか受け取って下さい。■磯村勇斗 コメント宗伯は父・馬琴に確固たる忠誠心と敬意を持った息子です。今回、そんな息子役で役所さんと初めて共演させていただき、父・馬琴として、俳優として、大きな背中を近くで見ることができ、とても実りある撮影時間を過ごすことができました。「八犬伝」をご存知の方もそうではない方も楽しめる作品で、《実》パートと《虚》パートそれぞれの物語がクロスしていく描き方は必見です。ぜひ劇場でご覧頂けたら嬉しいです。■黒木華 コメントお路は“表に出さない強さ”を秘めた女性だと思います。何があっても静かに耐えて感情を出さなかったお路が皆の想いを受け、「この物語は絶対に残さねばならない」と馬琴と共に「八犬伝」を完成させようとしていく姿には強い意志を感じました。多くの作品を拝見させていただき、いつかご一緒したいと願っていた役所さんとの共演は光栄でした。馬琴の悔しさや、目が見えなくなっていく過程のお芝居も圧巻でした。“現実”と“物語”を行き来する今作を、是非楽しんでもらえると嬉しいです。■寺島しのぶ コメントお百は役所さん演じる馬琴に、ひたすら怒鳴りつけて気持ちをぶつける役で台詞も早く巻くしたてないといけなかったので苦労しましたが、久々の共演となる同期生の内野くんもいたので安心してお芝居ができました。「八犬伝」のスペクタキュラーな《虚》の世界と私たちの《実》のパートがどうリンクしていくのか、楽しみにしていて下さい。■曽利文彦監督 コメント「日本が世界に誇る役所広司さんに馬琴を演じてもらいたい!」すべてはこの想いからスタートしました。「そして北斎は、これまた日本を代表する俳優の内野聖陽さんに!」 このおふたりの夢の共演が叶ったときの監督としての喜びは、言葉にできるものではありません。『八犬伝』は、その作品と生きざまにおいて“正義”を貫いた一人の作家の物語です。複雑多様化した現代社会を頑張って生き抜いているからこそ、このシンプルな“正義”が深く心に突き刺さります。虚実入り乱れる大胆な構成と、「八犬伝」ファンの皆さんは現在の最新映像技術で蘇る新しい『八犬伝』の姿を、そして日本の漫画やアニメが大好きな皆さんはその原点の物語をぜひ楽しんでください!<作品情報>映画『八犬伝』2024年10月公開公式サイト:『八犬伝』FILM PARTNERS.
2024年03月15日吉田修一の小説「国宝」が映画化。2025年に公開される。主演は吉沢亮。吉田修一の長編小説『国宝』が実写映画化『国宝』は、2017年から朝日新聞にて連載された吉田修一による長編小説。歌舞伎界を舞台とする、日本文学の伝統に脈々と流れる芸道小説の金字塔にして、吉田修一の最高傑作と言われる作品だ。2019年には、第69回芸術選奨文部科学大臣賞、第14回中央公論文芸賞をダブル受賞した。吉田修一が3年間歌舞伎の黒衣を纏い、楽屋に入った経験を活かして書き上げた『国宝』が、2025年についに実写映画化。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ芝居だけに生きてきた喜久雄が、その命を賭けてなお、見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語となっている。主演は吉沢亮主演は、『キングダム』や『東京リベンジャーズ』、NHK大河ドラマ「青天を衝け」など話題作への出演が絶えない吉沢亮。主人公で歌舞伎の世界に飛び込む喜久雄を演じるにあたり、まずは真っ直ぐ歩くことから練習し、次にすり足、正座の仕方、扇子の持ち方、取り方など、基本動作を学んだ。撮影本番のギリギリまで歌舞伎の稽古に時間を割いたという。喜久雄…吉沢亮任侠の家に生まれ、歌舞伎役者の家に引き取られる。名もなき青年だったが、歌舞伎役者としての才能を開花させていく。監督は李相日監督を務めるのは、李相日。『悪人』にて初めて吉田修一作品の映画監督に挑み、第34回日本アカデミー賞13部門15賞受賞、最優秀賞主要5部門を受賞するなど、国内のあらゆる映画賞を総なめにした。脚本は、相米慎二が監督を務めた『お引越し』で脚本家デビューし、『八日目の蝉』、『コーヒーが冷めないうちに』、『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』で脚本を務めた奥寺佐渡子が担当する。映画『国宝』あらすじ舞台は戦後から高度経済成長期の日本。任侠の家に生まれた喜久雄は、数奇な運命をたどり、歌舞伎役者の家に引きとられる。激動の人生の中で、やがて歌舞伎役者としての才能を開花させていくのだが――。【作品詳細】映画『国宝』公開時期:2025年監督:李相日脚本:奥寺佐渡子原作:『国宝』吉田修一著(朝日文庫/朝日新聞出版刊)主演:吉沢亮配給:東宝
2024年03月08日宮田トヲル氏のBLコミック『彼のいる生活』が、俳優の佐藤瑠雅と坂井翔のダブル主演で実写ドラマ化され、4月11日よりTOKYO MXにて放送が決定(毎週木曜深1:05~1:35、TVer見逃し配信あり)。各配信サイトでの同時配信も予定されている(配信サイトは後日発表)。本作は、大学進学を機に念願の一人暮らしを始めた夏川涼太が、ひょんなことから幼なじみの田中一仁と暮らすことに。外見も性格も良い一仁には、なぜか彼女がいない。夏川は原因探しに付き合うが、ダメ出しする所が見つからないうえ、一仁の優しい言動にときめいてしまう。おまけに「彼女にはこんなことしない」という発言まで飛び出して!?互いに意識しまくり、じれキュンでピュアな同居生活を描く幼なじみラブコメディ。『仮面ライダーギーツ』で桜井景和/仮面ライダータイクーン役を演じた佐藤が幼なじみを一途に想い続ける爽やかなモテ男子・田中一仁役を、「第2回職業イケメンオーディション」にてグランプリを獲得し、1月期のテレビ東京系『ジャンヌの裁き』にも出演する坂井が、世話好きな性格の夏川涼太役を演じる。『オールドファッションカップケーキ』の監督を務めた加藤綾佳と、脚本の宮本武史が再タッグ。加藤監督は、『おんなのこきらい』で劇場デビュー。BL漫画原作の『体感予報』も手がけ、BLドラマ界で定評がある。脚本の宮本は、『バイプレイヤーズ〜もしも100人の名脇役が映画を作ったら〜』など多様なジャンルで活躍している。■佐藤瑠雅(田中一仁 役)のコメントお話をいただいて原作を読んだ際、爽やかモテ男子の一仁を僕が演じるの!?と驚いたのをすごく覚えています(笑)。幼なじみで初恋の夏川とルームシェアをしてどう向き合っていくのか。感情を隠しながらの目線や表情を意識したのでご注目下さい!加藤監督を始めとした共演者の皆さん、スタッフの方々に支えられながら日々撮影に挑みました。原作ファンの方々はもちろん、BLを見たことのない方々にも楽しめるピュアで純粋なラブコメディなのでぜひお楽しみください!■坂井翔(夏川涼太 役)のコメント役が決まった時、読者の皆様が愛している夏川を崩さないようにするにはどうしたら良いか。どう、自分の中に落とし込んで行こうかをずっと考えていました。初めての役柄であり、ダブル主演だったのでたくさんのプレッシャーもありました。しかし、台本を読んで、夏川って実はどこにでもいる男の子なんだなって思いました。素直で元気、時には鋭い。一仁にはない良さが、夏川にはたくさんあって…。気づいたら、自然と役に入れていて、主演だからって特別に緊張することもなく、キャスト・スタッフ全員で『』彼のいる生活』を作り上げることができたなと感じています。ぜひお楽しみに!■宮田トヲル(原作)のコメントこの作品は、私の好きなおかずだけを詰めた自分にとって最高のお弁当でした。他の人にもお出ししたら、おいしいと食べてくれる方がたくさんいてとても幸せでした。今度は自分のキッチンでは扱えない贅沢な素材で同じお弁当を作れることになりました。どんなものになるかとドキドキしていましたが、基本の味付けを変えずに新しく彩を加えてくださっていて、私の好きな味のまま華やかな三段弁当になりました!ぜひ皆様にも味わっていただきたいです。ドキドキや眩しさの詰まった『彼のいる生活』を楽しんでいただけますように。■加藤綾佳(監督)のコメント夏川と一仁。2人の“どこかにいそうな等身大の男の子たち感”を何よりも大切に撮りました。それでいつつ唯一無二の、ふたりの存在と感情を、大切に。その結果、恋愛ドラマでありつつ、ヒューマンドラマでもあり、飯テロドラマにも、なりました(笑)。私のイチオシは、ふたりで食べる深夜の〇〇のシーンです!お楽しみに!
2024年02月29日『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載中の奥嶋ひろまさ氏によるマンガ『ババンババンバンバンパイア』が、2025年に実写映画化・TVアニメ化されることが29日、同時決定した。○■原作者 奥嶋ひろまさ氏「未だに信じられません」同作は、銭湯で住み込みのアルバイトとして働く450歳のバンパイア・森蘭丸が、究極の味わいである「18歳童貞の血」を求め、銭湯のひとり息子である李仁の成長と純潔をそばで見守る日々を描いた“バンパイア・ラブコメ”。昨年12月の単行本6巻発売時に「メディア化決定」の発表があり、ファンの間で続報に注目が集まっているなか、4年に1度の“ニンニクの日(2月29日)”に実写映画化とTVアニメ化が発表された。実写映画化は松竹とテレビ朝日の共同制作により2025年に全国公開、TVアニメはテレビ朝日系にて2025年放送予定となっている。また、あわせて原作者の奥嶋氏の描き下ろしイラストも公開。銭湯を背景に獲物を狙うかのような目つきで手を差し伸べる蘭丸と、その後ろにはワクワク感いっぱいの表情を浮かべる李仁が描かれており、「動く蘭ちゃん達を実写とアニメで観れるなんて今から楽しみです!」というメッセージも寄せられている。コメントは以下の通り。○■奥嶋ひろまさ氏まさかまさかのアニメ化&実写映画化でございます。未だに信じられません。しかし面白いものにしようと尽力してくださってる全てのアニメ、実写映画の関係者皆さんを100%信じて支持しております。どうか楽しんで作って下さい! 読者の皆様、私と一緒に漫画、アニメ、実写映画、どれが一番面白いか曇りなき眼で全部観てみましょう! 私も負けないよう頑張ります!【編集部MEMO】『ババンババンバンバンパイア』は、『別冊少年チャンピオン』2021年11月号から連載開始した奥嶋ひろまさ氏によるコミック作品。老舗銭湯で住み込みバイトをする森蘭丸は、450歳の吸血鬼。究極の味わいである「18歳童貞の血」を求め、銭湯のひとり息子・李仁の童貞を守り続けているが、思春期を迎えた李仁が同じクラスの女の子に一目ぼれ。蘭丸の決死の童貞喪失阻止作戦が幕を開ける。(C)奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022
2024年02月29日「別冊少年チャンピオン」にて連載中の奥嶋ひろまさ氏による大人気コミック『ババンババンバンバンパイア』の実写映画化とTVアニメ化が、4年に1度の“ニンニクの日”(2月29日)となる本日発表された。本作は、450歳のバンパイアである主人公・森蘭丸と純真無垢な童貞の少年・李仁を描いた“バンパイア・ラブコメ”。ぶっ飛んだ設定と一度読んだら抜け出せない中毒性のある世界観、愛すべきクセ強キャラクターたち、彼らが織りなすカオスなストーリー展開に虜になるファンが続出、マンガ通の麒麟・川島明氏も絶賛するなど話題を集めている。銭湯で住み込みバイトとして働く森蘭丸は、究極の味わいである「18歳童貞の血」を求め、銭湯のひとり息子である李仁(15歳)の成長と純潔をそばで見守る日々だったが、ある日李仁がクラスメイトの女子にひと目ぼれ。恋が成就してしまえば、童貞喪失の危機……。突如訪れた絶体絶命のピンチに、「恋をさせてはなるものか‼」と蘭丸による決死の“童貞喪失阻止大作戦”が幕を開ける―。昨年12月の単行本6巻発売時に「メディア化決定」との発表があり、ファンの間では続報に注目が集まっていた中、満を持しての発表となった。実写映画化は松竹とテレビ朝日の共同制作により、2025年に松竹配給で全国公開、TVアニメはテレビ朝日系にて2025年放送予定だ。このダブルメディア化にあたり、原作・奥嶋ひろまさ氏からは「未だに信じられません。しかし面白いものにしようと尽力してくださってる全てのアニメ、実写映画の関係者皆さんを100%信じて支持しております。どうか楽しんで作ってください‼読者の皆様、私と一緒に漫画、アニメ、実写映画、どれが一番面白いか曇りなき眼で全部観てみましょう‼」と熱いコメントとともに、豪華描き下ろしイラストも到着。イラストでは、銭湯を背景に獲物を狙うかのような目つきで手を差し伸べる蘭丸と、その後ろにはワクワク感いっぱいの表情を浮かべる李仁が描かれ「動く蘭ちゃん達を実写とアニメで観れるなんて今から楽しみです!」とのメッセージも添えられている。【奥嶋ひろまさ氏コメント全文】まさかまさかのアニメ化&実写映画化でございます。未だに信じられません。しかし面白いものにしようと尽力してくださってる全てのアニメ、実写映画の関係者皆さんを100%信じて支持しております。どうか楽しんで作って下さい‼︎読者の皆様、私と一緒に漫画、アニメ、実写映画、どれが一番面白いか曇りなき眼で全部観てみましょう‼︎私も負けないよう頑張ります‼︎映画『ババンババンバンバンパイア』原作:奥嶋ひろまさ『ババンババンバンバンパイア』(秋田書店「別冊少年チャンピオン」連載)公開:2025年配給:松竹TVアニメ『ババンババンバンバンパイア』原作:奥嶋ひろまさ『ババンババンバンバンパイア』(秋田書店「別冊少年チャンピオン」連載)放送年:2025年放送局:テレビ朝日系(C)奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022
2024年02月29日岸本斉史氏による大人気漫画「NARUTO -ナルト-」が、いよいよハリウッドで実写映画化される。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットン監督がメガホンを取ることになったという。「The Hollywood Reporter」が報じた。クレットン監督は脚本も担当し、ジェレミー・ラッチャム(『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』)、製作会社「Hisako」のジェユン・マンフォード、「Arad Productions」のアリ・アラッド(『ゴースト・イン・ザ・シェル』)、エミー・ユー(『Borderlands』)と共にプロデューサーも務める。映画製作・配給会社の「ライオンズゲート」は2015年から「NARUTO」の実写映画化に取り組んでいたが、ここ数年その動きは報じられていなかった。9年を経てクレットンが監督に就任し、いよいよ本格始動が予想される。原作者の岸本氏は「デスティンが作品に参加すると聞いたのは、偶然にも彼の大ヒットアクションを観た直後でした。彼なら『NARUTO』の監督にぴったりじゃないかと思いました」とコメント。また、ほかのクレットン監督作も観て、「しっかりとしたヒューマンドラマを描くのが得意で、『NARUTO』の監督には彼以外考えられないと確信しました」とのこと。すでにクレットン監督は東京を訪れ、岸本氏に対面した。岸本氏は「私の意見を受け入れてくれるオープンマインドな監督で、製作過程において一緒に協力できると強く感じました」とクレットン監督に太鼓判を押した。(賀来比呂美)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2024年02月26日鳥飼茜の漫画『先生の白い嘘』が実写映画化。主演を奈緒が務め、2024年7月5日(金)より全国劇場で公開される。鳥飼茜の漫画『先生の白い噓』実写映画化へ原作漫画の『先生の白い嘘』は、1人の女性が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や、男女間に存在する「性の格差」に真正面から向き合う姿を、リアルに描き出す衝撃作。全8巻のコミックスは累計部数100万部を突破しており、読者からも大きな反響を呼んだ鳥飼茜の代表作だ。主演は奈緒、矛盾した感情の狭間で苦しむ高校教師役に主人公の高校教師・原美鈴を演じるのは、映画『事故物件 怖い間取り』や『マイ・ブロークン・マリコ』など、様々な作品で存在感を放つ奈緒。繊細なテーマを描く『先生の白い噓』においても、美鈴という役柄と真摯に向き合い渾身の演技を見せている。主人公・原美鈴…奈緒親友の婚約者である早藤から強制的な関係を求められているにも関わらず、彼との行為を通して「性への欲望・快楽への渇望」が芽生えたことに気づく。早藤を忌み嫌いながらも快楽に溺れ、矛盾する感情の狭間で苦しむひとりの女性。平凡な教師を装っていた彼女が、担任する男子生徒・新妻の不倫疑惑事件をきっかけに、それまで見て見ぬふりをして“嘘”で誤魔化し続けていた、自身の中に潜む醜い感情に向き合っていく。新妻祐希(にいづま・ゆうき)…猪狩蒼弥(HiHi Jets)強烈なトラウマを抱える高校生。美鈴の担任するクラスの生徒。ある日クラス内で人妻と不倫関係にあると噂され、 担任の美鈴に呼び出された際にある衝撃的な性の悩みを打ち明ける。渕野美奈子(ふちの・みなこ)…三吉彩花美鈴の親友であり、早藤の婚約者。地味で控えめな美鈴とは正反対の性格で、したたかさを持つ。男性に依存しながらも見栄を張り、表面を取り繕う女性。早藤雅巳(はやふじ・まさみ)…風間俊介美奈子の婚約者。エリートサラリーマンで社交的な一方、女を見下して暴力をふるう猟奇的でサディスティックな二面性を持つ。美鈴に女であることの不平等さの意識を植え付けた張本人。脚本は「きのう何食べた?」の安達奈緒子、監督は三木康一郎監督を務めるのは、『恋わずらいのエリー』『弱虫ペダル』などを手掛ける三木康一郎。自ら映像化を熱望し、7年の制作期間を経て実写映画化を実現したという。また、脚本は「透明なゆりかご」や「きのう何食べた?」、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」などの脚本を手掛け、高い評価を得続けている安達奈緒子が担当した。なお、映画『先生の白い噓』は、通常上映に加え劇映画では初となる「3面ライブスクリーン」でも上映。3つあるスクリーンを横長に繋げたワイドな画角や3つのスクリーンにそれぞれ異なる画を映す演出など、独自の演出を楽しめる。主題歌はyama「 独白」映画『先生の白い嘘』の主題歌は、yama「独白」。本作のためにyamaが作詞を手掛けており、「消えない傷を抱えながら、自分自身を受容し、散らばった心を少しでも取り戻していけるように願って歌詞を書きました」とコメントを寄せている。映画『先生の白い噓』あらすじ高校教師の原美鈴は、親友・美奈子の婚約者である早藤との関係を隠しながら、教卓の高みから生徒達を見下ろし観察することで、密かに自尊心を満たしていた。しかし、平穏を装った彼女の日常は、自分が担任する男子生徒・新妻の事件をきっかけに崩れ始める。新妻から衝撃的な性の悩みを打ち明けられた美鈴は思わず本音を漏らしてしまう。新妻は自分に対して本音をさらけ出した美鈴に惹かれていき……。【作品詳細】映画『先生の白い噓』公開日:2024年7月5日(金) 全国劇場&3面ライブスクリーンにてロードショー出演:奈緒、猪狩蒼弥、三吉彩花、田辺桃子、井上想良、小林涼子、森レイ子、吉田宗弘、板谷由夏、ベンガル、風間俊介原作:鳥飼茜『先生の白い嘘』(講談社「月刊モーニング・ツー」所載)監督:三木康一郎脚本:安達奈緒子映倫区分: R15
2024年02月24日人気ゲーム「ボーダーランズ」を実写映画化した『Borderlands(原題)』の予告編が公開された。監督はイーライ・ロス(『サンクスギビング』)、脚本はロス&ジョー・クロンビー。ゲームの「ボーダーランズ」の製作に携わったランディ・ピッチフォードが製作総指揮を務めている。主演はケイト・ブランシェットで、悪名高いバウンティ・ハンターのリリスを演じている。武器商人のアトラス(エドガー・ラミレス)に雇われ、行方不明になった彼の娘を探すために故郷の惑星パンドラに舞い戻ったリリス。任務をこなすために、ローランド(ケヴィン・ハート)、タイニー・ティナ(アリアナ・グリーンブラット)、タニス(ジェイミー・リー・カーティス)、クリーグ(フロリアン・ムンテアヌ)、ロボットのクラップトラップ(声:ジャック・ブラック)を集めて危険なパンドラを探索する。予告編はリリスたちとエイリアンや盗賊たちとの豪快バトル&アクションが繰り広げられており、スケールの大きさをうかがわせる。『Borderlands(原題)』(C) APOLLO『Borderlands』は2024年8月9日全米公開予定。(賀来比呂美)
2024年02月22日奈緒を主演に迎え、鳥飼茜の原作漫画を実写映画化する『先生の白い嘘』が7月5日(金)より公開。劇映画では初となる「3面ライブスクリーン」でも同時公開する。原作は、漫画の連載が開始されるや否や、その衝撃的な内容が口コミで広がり、累計部数100万部(全8巻)を突破した鳥飼茜の代表作(講談社「月刊モーニング・ツー」所載)。ひとりの女性が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や、男女間に存在する「性の格差」に向き合う姿を描くことで、人の根底にある醜さと美しさを映し出したヒューマンドラマ。日常に潜む不平等を描き、読者の心をエグる作品を世に送り出す漫画家・鳥飼茜が、誰もが目を背けたくなるような歪んだ感情を、痛々しくもリアルに描き切った渾身の1作。奈緒が男女の性差に翻弄され葛藤する高校教師を演じる本作の主人公である高校教師・原美鈴を演じるのは、奈緒。映画『事故物件 恐い間取り』(20)やドラマ「あなたの番です」(19/日本テレビ系)で、脳裏に焼き付いて離れない強烈な個性を放つキャラクターを巧みに演じる一方、ドラマ「あなたがしてくれなくても」(23/フジテレビ系)では女性の複雑な心情をリアルに表現するなど、確かな演技力で知られる。そんな奈緒さんが本作で演じるのは、親友の婚約者である男性から強制的な関係を求められているにも関わらず、彼との行為を通して“性への欲望・快楽への渇望”が芽生えたことに気づき、矛盾する感情の狭間で苦しむ女性。そんな彼女が、担任する男子生徒・新妻の不倫疑惑事件をきっかけに、それまで見て見ぬふりをして“嘘”で誤魔化し続けていた、自身の中に潜む醜い膿のような感情に向き合っていく。そして、男女の“性差”を“格差”として振りかざす男性に対して、真正面から対峙する難役に挑み、圧倒的な演技で新境地を見せる。7年の製作期間を経て実現した三木康一郎監督作監督を務めるのは、『恋わずらいのエリー』(24)や『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』(16)など数々の作品を手掛けるヒットメーカーの三木康一郎。本作は、長い監督人生のなかで初めて自ら映像化を熱望し、この度実写映画として製作が決定。原作に描かれる衝撃的な性の描写に、実写化は難しいといわれながらも、監督の並々ならぬ熱意と本作の魅力に共感した主演・奈緒さんの覚悟によって実現した。脚本は、東京ドラマアウォード2019の優秀脚本賞として「透明なゆりかご」と「きのう何食べた?」をW受賞するなど数々の脚本賞を受賞し、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」などで高い評価を得ている安達奈緒子が手掛けた。男女の性の不平等に切り込む本作は、多くの人が心の奥底では感じていながらも、はっきりと言葉にされず目を背けてきた男女の性の不平等に、真正面から切り込んで描いた作品。また、劇映画では初となる「3面ライブスクリーン」での上映も決定。3つあるスクリーンを横長に繋げたワイドな画角や3つのスクリーンにそれぞれ異なる画を映す演出、通常の本編には入っていない追加カットなど、独自の演出方法によって、人々の心情に訴えかける新しい表現の可能性に挑戦した。■「3面ライブスクリーン」とは次世代のエンターテイメントの発信を目指して松竹マルチプレックスシアターズが開発した劇場スクリーン。可動式の3面スクリーンに常に映し出される迫力の映像とコンサートホール仕様のアレイスピーカー、カスタマイズされたデジタル音響システムによって、いままでにない鑑賞体験提供。現在、丸の内ピカデリー(東京都千代田区)、熊本ピカデリー(熊本県熊本市)の2館に導入されている。コメント全文■奈緒:原美鈴/主人公・高校教師原作漫画「先生の白い嘘」と出会った時の衝撃を今でも覚えています。埋もれてしまっていた誰かの叫びが自分の耳を突き抜けていくような感覚でした。そして、その誰かの一人である"美鈴"として、この作品と共に苦しみ、この作品と共に闘うことを心に誓い出演をお受けいたしました。社会の中で弱者と強者という構図は、今もなおなかなか無くなりません。いつかそんな言葉さえなくなり一人一人が"自分"を受け入れられる世界を切に願っております。■三木康一郎監督鳥飼先生のこの原作を映像化したいと動き出してから7年以上の月日が流れました。当時は性被害に関してはどこか他人事のような世の中で、映像化したいという思いもなかなか伝わらなかったことを覚えています。男女の性の格差や性被害を描いた原作は、男である私にとって、センセーショナルで、未知のもので、そして、思いもしない感情が渦巻いているものでした。それはとても衝撃的で、より具体的に伝えられたらと映像化に向けて動き出したのです。今までの知識や感情は全て捨てて、原作に向き合い、闘い続け、完成させた7年でした。そんな映画「先生の白い嘘」が皆さんの目にどう映るのか?正直、不安と期待が渦巻いています。『先生の白い嘘』は7月5日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:先生の白い嘘 2024年7月5日より全国劇場&3面ライブスクリーンにて公開©2024「先生の白い嘘」製作委員会©鳥飼茜/講談社
2024年02月21日俳優の大沢たかおが主演兼プロデューサーを務め、実写化された『沈黙の艦隊』(原作:かわぐちかいじ/講談社)の続編の制作決定が発表された。大沢は「魂を込めて次なる戦いへ挑んで参ります」と気合の入ったコメントを寄せ、原作者のかわぐち氏は「最後まで描いてほしい」とシリーズ化への期待を膨らませている。原作漫画は、1988年から96年まで「モーニング」で連載され、コミックス全32巻(新装版全16巻)のボリュームがある。今回の実写化プロジェクトは、昨年秋に映画『沈黙の艦隊』として劇場公開され、今月より映画の未公開シーンと物語の続きを描いた完全版連続ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』(全8話)が、Amazonの動画配信サービス「PrimeVideo」で240以上の国や地域で世界独占配信されている。■国内オープニング記録を更新ドラマシリーズは、国内オープニング記録(日本のPrime Videoで配信されたライブスポーツを除く実写作品の中の、配信開始後4日間時点の国内視聴者数)で歴代1位となった。Amazonカスタマーレビューでも、星の数が平均4.5(2024年2月19日時点、総数805件)と高評価を得ている。「最高! 面白い! 海外の名作ミリタリー映画に負けてない!」、「浮世離れしてなくて今この時代だからこその緊張感のある人間ドラマ。海江田四郎っぷり、総理が成長していく感じ、閣僚が日本と世界を思う姿・戸惑いなども丁寧に描かれています。各艦艇と戦闘シーンの描写も素晴らしいです!」、「20年もの前にドキドキしながら読んだ漫画がまさかの実写化。とにかく観て欲しい!!迫力緊迫感面白すぎて一気観した。続きを心底楽しみにしている。丁寧なシリーズ化を求む。」など、絶賛するレビューが続出。配信初日以降も視聴数を日々伸ばし続ける中、「この作品がこのレベルの実写で観れるとは思ってもみませんでした。シーズン2、3と続けてほしいと思い、したこともないレビューをしてみました」と続編を熱望する声も多数あがっていた。■原作者・かわぐち氏「最後まで描いてほしい」続編制作決定について、大沢は「すでに映画、ドラマをご覧になってくださった皆様、改めて感謝申し上げます。これまで以上に壮大で手に汗握るスリル満点の新たな『沈黙の艦隊』を創り上げるため、これまで以上にしっかり準備し、これまで以上に全スタッフ、キャスト一丸となり、魂を込めて次なる戦いへ挑んで参ります。『沈黙の艦隊』の新たなる航海をぜひ楽しみにしていてください」と、ファンへの感謝と喜びの気持ちを語っている。原作者・かわぐち氏は「連載から30年以上経った現代に、この物語を実写版のドラマとして世界に届けられたこと、そしてたくさんの人に見てもらえたことをとてもうれしく思います。期待以上のドラマ作品で、非常に気に入っています。原作では、伝えたい大切なメッセージは終盤に浮かび上がってきます。ぜひ最後までしっかりと描いてほしいし、それを皆さんにも見ていただきたいです」と本作の完成度に太鼓判を押しながら、『沈黙の艦隊』シリーズとして結末まで物語を描ききることを熱望。Amazon MGMスタジオ ローカルオリジナル バイスプレジデントを務めるジェームズ・ファレル氏は「日本のPrime Videoにおける実写作品の中で最大のオープニングを記録したこの本作は、日本で最も高く評価されている憧れのクリエイターたちによる真のコラボレーションによって生み出されました。そして、続編が新たな金字塔を打ち立てることを確信しています」と続編制作に意気込みを語っている。『沈黙の艦隊』シーズン1は、日米政府が秘密裏に開発していた原子力潜水艦艦<シーバット>の艦長・海江田四郎が、核ミサイルを積んだまま反乱逃亡。独立国家<やまと>の設立を全世界に宣言する。海江田たちをテロリストと認定し、撃沈を図る米国。日本は米国より先に捕獲すべく、潜水艦「たつなみ」で海江田を追いかける。日米政府を相手した交渉劇、そして、東京湾でぼっ発する大海戦。海江田の“ライバル”で<たつなみ>の艦長・深町洋(玉木宏)や日本を守るために苦悩し奮闘する官房長官・海原渉(江口洋介)ら政治家たち、正しい報道のために奔走するニュースキャスター市谷裕美(上戸彩)など、登場人物がそれぞれの正義を胸にぶつかり合う熱い人間ドラマも見どころとなっている。
2024年02月20日柚月裕子の警察ミステリー小説『朽ちないサクラ』が、杉咲花の主演で実写映画化。2024年6月21日(金)に全国で公開される。柚月裕子原作の警察ミステリー小説『朽ちないサクラ』が実写映画化『朽ちないサクラ』は、すでに映像化された「孤狼の血」や「佐方貞人」シリーズなどで知られる柚月裕子による警察ミステリー小説。主人公の県警に勤める広報職員が、本来は捜査する立場にないものの、親友の変死事件の謎を独自に捜査し、事件の真相と次第に浮かび上がる“公安警察”の存在に迫る異色の警察小説だ。「サクラ」シリーズのはじまりとなる『朽ちないサクラ』の発行部数は、続編の『月下のサクラ』と合わせて累計27万部を刊行。世の不条理と巨大な闇に立ち向かい、主人公が成長を遂げる姿を描いた人気シリーズとなっている。杉咲花が主人公の県警・広報職員にそんな『朽ちないサクラ』が、杉咲花の主演により実写映画化。主人公の県警・広報職員で26歳の森口泉を、『市子』や『52ヘルツのクジラたち』『片思い世界』など、話題作での主演が続く杉咲花が演じる。主人公・森口泉…杉咲花県警・広報職員。親友の変死事件を暴くため、独自で捜査を行う。自責と葛藤を繰り返しながら、事件の真相と社会の闇に迫っていく。磯川俊一…萩原利久泉のバディ的な存在となる好青年な年下同期。泉への好意を隠しつつ、泉の調査を献身的にサポートする。梶山浩介…豊原功補一連の事件を捜査する県警捜査一課の刑事。富樫俊幸…安田顕泉の上司で元公安。監督は原廣利監督は、『帰ってきた あぶない刑事』の原廣利。「日本ボロ宿紀行」では撮影監督を務め、多くのドラマ作品を演出している。長編映画の監督を務めるのは今回で2作目となる。また、物語の舞台として、原作では架空の土地だったが、映画では愛知県に設定。蒲郡市を中心に県内で全てのロケを実施し、本物の桜が咲き誇る中、カタルシスへ誘う映像美によりラストシーンを作り上げた。杉咲花&柚月裕子コメント主演・杉咲花 コメントこの物語は、ひとりの人物の失敗から始まります。私はその出来事に温もりの眼差しを向けることはできないけれど、失敗に向き合い、責任を取ろうとする姿を見捨ててはいけないと思いました。 再生を見守るという世の中のあるべき姿のひとつとして、この映画に関わる価値を感じ、緊張を抱きながら演じました。いつの日か失敗してしまったことのある誰かにも、他者の失敗を許してあげられない誰かにも、この映画が届いてほしいです。原作・柚月裕子 コメントこの作品は、世の中の理不尽や不条理なことに、懸命に立ち向かっていく人間を書きたくて出来上がったものです。(中略)主人公の森口泉は、迷いながら、悩みながら、ときに諦めそうになりながらも、必死に前に進んでいきます。がんばる泉を、杉咲花さんがどのように演じてくださるのか、とても楽しみです。泉を、そして作品に登場する人々を応援しています。監督・原廣利 コメント撮影したのは去年の春に差し掛かる頃でした。タイトルにある通り「サクラ」がキーワードになってきます。「正義」とは一体何か?それぞれの「正義」が交錯する時に、サクラを魅せることで物語の骨格を表現したい。スタッフ・キャストと共に考え、アイディアを出し合い、全力で撮影していきました。森口泉を演じる杉咲花さんの真っ直ぐ真相を見つめる眼は、僕自身何度も鳥肌が止まりませんでした。映画『朽ちないサクラ』あらすじ愛知県平井市在住の女子大生が、度重なるストーカー被害の末に、神社の長男に殺害された。地元新聞の独占スクープ記事により、警察が女子大生からの被害届の受理を先延ばしにし、その間に慰安旅行に行っていたことが明らかになる。県警広報広聴課の森口泉は、親友の新聞記者・津村千佳が約束を破って記事にしたと疑い、身の潔白を証明しようとした千佳は、1週間後に変死体で発見される。自分が疑わなければ、千佳は殺されずに済んだのに――。自責と後悔の念に突き動かされた泉は、自らの手で千佳を殺した犯人を捕まえることを誓う。【作品詳細】映画『朽ちないサクラ』公開日:2024年6月21日(金)監督:原廣利脚本:我人祥太、山田能龍出演:杉咲花、萩原利久、豊原功補、安田顕配給:カルチュア・パブリッシャーズ
2024年02月06日ディズニーの不朽の名作を実写化した大ヒット映画『アラジン』が、3月1日(金)の金曜ロードショーで放送されることが決定した。1992年に公開されたディズニー・アニメーション映画『アラジン』は、主題歌の「ホール・ニュー・ワールド」がアカデミー歌曲賞を受賞する大きな話題となり、大ヒットを記録。その『アラジン』が27年の時を経て、完全実写化したのが本作。日本では、その年の実写映画として第1位となる121.6億円の興行収入を記録した。“ランプの魔人”ジーニーをウィル・スミス、アラジンをエジプト出身のメナ・マスード、ジャスミンをナオミ・スコットが演じ、吹き替えには、中村倫也(アラジン役)と木下晴香(ジャスミン役)が参加し、ミュージックシーンで見事な歌唱を披露。さらに、山寺宏一(ジーニー役)、北村一輝(ジャファー役)が参加している。今回、金曜ロードショーでは、20分枠拡大で放送となる。金曜ロードショー『アラジン』は3月1日(金)21時~日本テレビ系にて放送。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アラジン(2019) 2019年6月7日より全国にて公開© 2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2024年02月02日『【推しの子】』が実写化へ。2024年冬にドラマシリーズが公開され、全国の劇場にて映画が公開される。『【推しの子】』とは?2020年に週刊「ヤングジャンプ」にて赤坂アカと横槍メンゴの共同名義で連載を開始した『【推しの子】』。産婦人科医・ゴローの前に、"推し"のアイドル「B小町」のアイが現れるところから物語が始まり、伝説的アイドル・アイの“推しの子”として転生するファンタジックな設定、ショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、そして“芸能界”を新たな切り口から描く斬新なストーリーで人気を博している。現代社会とリンクしているかのようなライブ感ある内容も魅力で、2024年1月現在、コミック累計1,500万部を売り上げている。また2023年4月より開始したテレビアニメ『【推しの子】』も話題に。YOASOBI書き下ろしによる「アイドル」がオープニング主題歌として採用されたことで、世界中でも人気を集めた。『【推しの子】』がついに実写映画化そんな『【推しの子】』の実写映画化が決定。主演の櫻井海音(かいと)は、アイの“推しの子”、息子として転生したアクアを演じる。ドラマ「VIVANT」や「アオハライド Season1」などに出演し、俳優として着実にキャリアを築いている。アイ役には、元乃木坂46で繊細かつ的確な演技力を武器に、女優業でも存在感を放つ齋藤飛鳥が抜擢され、アクアの双子の妹・ルビーは、元「=LOVE」で映画『交換ウソ日記』にも出演した斎藤なぎさが抜擢された。また、有馬かな役は原菜乃華、黒川あかね役は茅島みずき、MEMちょ役はあのが務める。キャラクター紹介主人公・アクア…櫻井海音元産婦人科医・ゴロー。アイの息子に転生し、母親であるアイを殺した犯人を見つけ出すため芸能界に足を踏み入れる。アイ…齋藤飛鳥苺プロダクション所属アイドルグループ「B小町」不動のセンター。天性の輝きを持ち、伝説のアイドルとして一世を風靡した。ルビー…斎藤なぎさアクアの双子の妹。難病を患う少女だったが、アイの娘として転生した。亡き母・アイのようなアイドルになることを目指している。有馬かな…原菜乃華幼いころから子役として活動しており、当時は「10秒で泣ける天才子役」として人気を博した。ルビーと共に、アイドル活動を始めることに。『スズメの戸締まり』で声優を務め、『ミステリと言う勿れ』や『恋わずらいのエリー』など話題作に出演している原菜乃華が演じる。黒川あかね…茅島みずき「劇団ララライ」に所属する女優。アクアに恋心を抱いている。雑誌「Seventeen」で専属モデルを務め、「ゼクシィ」14代目CMガールに抜擢された茅島みずきが務める。ドラマ「教祖のムスメ」や「最高の教師1年後、私は生徒に■された」などに出演。MEMちょ…あのチャンネル登録者数37万人を誇る人気ユーチューバーとして活動し、ルビー、かなと共にアイドル活動をする。MEMちょ役は、アーティスト、タレント、俳優、声優、モデルなど広く活動するあのが担当する。東映とAmazonがタッグ本作は、東映とAmazonがタッグを組み、映画とドラマシリーズで実写化。Amazon Prime Videoにてドラマシリーズの世界独占配信に加え、映画も世界での公開を目指している。そんな『【推しの子】』実写映画化について、さらなる続報に期待だ。赤坂アカコメント実写映画化にあたり、赤坂アカは「【推しの子】は芸能界に対して様々な言及をしている作品です。そして漫画作品の実写化についても触れています。良い事ばかりを言っていません。批判的な事も言っています。そのような中で今回、実写化をしようと言って頂いた時には、キャストの皆様にも制作陣の皆様にも『本当に大丈夫ですか?』と聞きたくなる気持ちでした。引き受けて頂いた皆様には感謝の念が尽きません。」と、実写映画化への驚きを見せると同時に感謝の気持ちも述べている。【作品詳細】『【推しの子】』実写化公開時期:2024年冬出演:櫻井海音、齋藤飛鳥、斎藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき、あの©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会
2024年01月27日1月24日、原作・赤坂アカ氏、作画・横槍メンゴ氏による人気マンガ『【推しの子】』の実写化が発表された。主人公が推していたアイドルの子供に転生したことで、物語が動き出す本作。華やかな芸能界の舞台裏をリアルに描き、サスペンスや恋愛要素も取り入れた斬新なストーリーだ。’20年4月に「週刊ヤングジャンプ」で連載が始まり、累計発行部数は1500万部を突破。昨年にはアニメもスタートし、第2期の制作も発表された。YOASOBIが担当した主題歌「アイドル」もヒットを後押しし、社会現象を巻き起こした。『【推しの子】』の実写化作品は今冬に、ドラマシリーズが「Amazon Prime Video」で世界独占配信。映画は東映配給で劇場公開される。実写化に際して、ファンの最大の関心事はやはり配役だろう。母であるアイの死の真相を暴くため、芸能界に潜り込む主人公・アクア役を演じるのは櫻井海音(22)。アクアの母で、アイドルグループ「B小町」のセンターで一世風靡したアイドル・アイ役は、乃木坂46の元メンバーの齋藤飛鳥(25)が。アクアの双子の妹で亡き母・アイのようなアイドルを目指すルビー役を演じるのは、=LOVEの元メンバーの齊藤なぎさ(20)。ルビーと共にアイドル活動を始める有馬かな役を、原菜乃華(20)が務める。そして茅島みずき(19)が、「劇団ララライ」に所属する女優の黒川あかね役を。人気YouTuberとして活動し、のちにアイドルの道を歩み始めるMEMちょ役にはあの(年齢非公表)が抜擢された。6人がそれぞれの役に扮したスペシャルビジュアルも公表されたが、ファンの目を引いたのはカラフルな衣装だったようだ。ニュースサイトのコメント欄やSNSでは、《めっちゃ楽しみだなぁ》《MEMちょクォリティ高けえwww》と期待を寄せる声が。だがそのいっぽうで、早すぎる実写化や衣装のクオリティに対して苦言を呈する声も相次いでいる。《何ですぐ実写化したがるんだろ、、、》《ファンが作ったコラ画かと思った》《推しの子の実写のKV、キャストは別に相違無いのになぜか安っぽく見えるのなんでだ…衣装?画角?めちゃくちゃ雑なコスプレみたいに見える》《せっかくアイドルを卒業したばかりで年齢的にも大人の女性になりつつある飛鳥ちゃんにまたアイドル役をやらせるとは、これは悪手では…?》原作者の赤坂アカ氏も、発表されたコメントの中で《キャストの皆様にも制作陣の皆様にも「本当に大丈夫ですか?」と聞きたくなる気持ちでした》と率直な気持ちを明かしていた。早くも賛否が巻き起こっている実写化は、映像を見たファンたちを虜にさせられるだろうかーー。
2024年01月24日Amazonと東映は、「【推しの子】」を実写映像化する共同プロジェクトを始動。今冬、ドラマシリーズをPrime Videoにて世界独占配信、映画を東映配給にて劇場公開する。「【推しの子】」は、2020年に週刊ヤングジャンプにて赤坂アカと横槍メンゴの共同名義で連載スタートさせ、昨年はTVアニメ化もされ、現在コミック累計1,500万部を売り上げている。伝説的アイドル・アイの“推しの子”として転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、芸能界に躊躇なく切り込む斬新なストーリーに衝撃が走り、幅広い世代から人気を集めた。実写化の主演は、「VIVANT」にも出演した櫻井海音。母であるアイの死の真相を暴くため、芸能界に潜り込むアクアを演じる。そして、アイドルグループ「B小町」の不動のセンターで天性の輝きを持つ伝説のアイドル・アイ役で元「乃木坂46」齋藤飛鳥。アクアの双子の妹で、アイのようなアイドルになることを夢見るルビー役で元「=LOVE」齊藤なぎさ。幼い頃から子役として芸能活動し、ルビーと共にアイドル活動を始めることになる有馬かな役で、『すずめの戸締まり』『ミステリと言う勿れ』などに出演する原菜乃華。アクアに恋心を抱く黒川あかね役で雑誌「Seventeen」で専属モデルの茅島みずき。人気ユーチューバーで、ルビー、かなと共にアイドル活動をするMEMちょ役で、昨年末の紅白歌合戦に出場したあのが出演する。また今回の発表に合わせて、原作漫画の表紙をイメージしたスペシャルビジュアルも公開された。「【推しの子】」は冬、Prime Videoにてドラマシリーズを世界独占配信、東映配給にて映画を劇場公開予定。(シネマカフェ編集部)
2024年01月24日赤坂アカと横槍メンゴによるマンガ『【推しの子】』の実写化が決定。2024年冬にドラマシリーズがPrime Videoで独占配信、映画が劇場公開されることが発表となった。2020年より週刊ヤングジャンプで連載中の原作マンガは、伝説的アイドル・アイの“推しの子”として転生するファンタジックな設定とショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、そして“芸能界”という複雑な世界に躊躇なく切り込む他に類を見ない斬新なストーリーが話題となり、幅広い世代に人気が沸騰。また2023年に放送されたアニメでは、原作に極めて忠実なストーリーと繊細で美しい作画、そしてアニメオリジナルのライブシーンも話題に。さらにオープニング主題歌として音楽ユニット・YOASOBIが書き下ろした楽曲「アイドル」は、米ビルボード・グローバル・チャートで日本語楽曲初の首位を獲得したことも大きな要因となり、世界中で人気を集めている。母であるアイの死の真相を暴くため芸能界に潜り込むアクア役を櫻井海音、アイドルグループ「B小町」不動のセンターで天性の輝きを持つ伝説のアイドル・アイ役を齋藤飛鳥、アクアの双子の妹で、亡き母・アイのようなアイドルになることを夢見るルビー役を齊藤なぎさが演じる。そのほか、幼い頃から子役として活動し、ルビーとともにアイドル活動を始めることになる有馬かな役で原菜乃華、「劇団ララライ」に所属する女優でアクアに恋心を抱く黒川あかね役で茅島みずき、人気ユーチューバーとして活動し、ルビー、かなと共にアイドル活動をするMEMちょ役であのが名を連ねた。併せて、原作コミックの表紙をイメージしたスペシャルビジュアルが公開された。■赤坂アカ コメントこの度の【推しの子】の実写化にあたりまして、【推しの子】は芸能界に対して様々な言及をしている作品です。そして漫画作品の実写化についても触れています。良い事ばかりを言っていません。批判的な事も言っています。なので、もしかしたら【推しの子】が実写化する事は無いんじゃないかと思っておりました。そのような中で今回、実写化をしようと言って頂いた時には、キャストの皆様にも制作陣の皆様にも「本当に大丈夫ですか?」と聞きたくなる気持ちでした。引き受けて頂いた皆様には感謝の念が尽きません。芸能界を舞台にした推しの子という作品を、漫画家の目線でなく、正に芸能界という現場で、本物の現場にいる人々が作ろうと言う気持ちはどういうものなのか。そして出来上がるものはどういうものなのか。私はとても興味があります。皆様もそうではないでしょうか?是非その答えを一緒に見届けて欲しいと思っております。<作品情報>『【推しの子】』ドラマシリーズ:2024年冬 Prime Videoで独占配信映画:2024年冬 劇場公開(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映(C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会
2024年01月24日間宮祥太朗主演ドラマ「ACMA:GAME アクマゲーム」が、4月より放送決定。究極のデスゲームが超VFXで実写化される。日本有数の総合商社・織田グループの御曹司だった織田照朝(間宮祥太朗)は、13年前、父・清司を謎の組織に殺され、全てを失った。犯人の目的は、清司が持っていた1本の古びた鍵。その鍵を手に入れた者は、集めた鍵の数だけ運気が上がり、99本集めると、この世の全てを手にすることができるといわれる悪魔の鍵だ。殺される直前の父からこれを託された照朝は、海外に脱出。以来、世界中を渡り歩いて知識と経験を積んでいった。そして父の無念を晴らすため、13年ぶりに日本に戻って来た照朝は、悪魔の鍵を狙うライバルたちとの命懸けの頭脳バトル・アクマゲームに巻き込まれていく…。本作は、「週刊少年マガジン」(講談社)で連載されていた同名漫画の完全実写化。多彩なキャラクターが登場し、異形の悪魔が仕掛ける独創的で規格外のアクマゲームが、多くのコアファンを生み出し熱烈な支持を集めた。日本テレビ系GP帯連続ドラマ初主演となる間宮さんが演じるのは、99本集めると、この世の全てを手にすることができるといわれる悪魔の鍵を賭けて争う、命懸けのアクマゲームに翻弄されながらも鍵の謎に迫っていく主人公・織田照朝。幼い頃、母親が事故死し、日本有数の総合商社・織田グループを経営する父親と2人で生きてきたが、父は悪魔の鍵を照朝に託した直後、目の前で謎の男に殺害される。鍵の秘密を探るため、世界を放浪していたが、謎の財産譲渡事件が相次ぐ日本に帰国、鍵を狙う人物が現れ、アクマゲームに挑むことに。原作を読み「ゲーム自体の面白さ・緻密さに引き込まれました」と話す間宮さんは、「今回映像化するにあたり、原作では高校生だった照朝の年齢設定が27歳の青年になっています。ですが、父親を殺されたという原作の設定や、照朝の人となりなどは変わっていないので原作ファンの方も安心して見ていただけたらと思います」とコメント。ゲームについては「悪魔の鍵を持つプレイヤー同士がゲーム開始を宣言するとゲームマスターの悪魔が現れて、その時に初めてゲーム内容が明かされます。ゲームも毎回違うもので、いろいろなゲームが出てきます。なかには、皆さんがやったことがあるような遊びに似たものもあれば、全く新しいゲームもありますが、それぞれ特殊な仕掛けやルールが加えられたオリジナルゲームになっています」と説明。加えて「さらに、一度ゲームに勝ったプレイヤーには『悪魔の能力』という、ゲームを有利に運ぶための特殊能力が与えられます。その能力も一人一人違っていて、強力なものもあれば、『使いどころが難しいな』というものもあって、自分の能力をいかに有効に使うかはもちろん、相手がどんな能力を持っているのかを推理しながら戦っていくというのもポイントになっています」と語っている。また、本作の大きな特徴である、ゲームを支配する悪魔を実写化するにあたり、日本最高峰のVFX技術を誇るCG制作会社「デジタル・フロンティア」が参画。『デスノート』シリーズや「今際の国のアリス」のVFXを担当し、日本のみならず世界からも熱視線を集める同社が、最新のテクノロジーを駆使した迫力ある超VFXで悪魔を描き出す。「ACMA:GAME アクマゲーム」は4月期日曜ドラマにて放送予定(毎週日曜よる10時30分~日本テレビ系)。(シネマカフェ編集部)
2024年01月11日2023年は『下剋上球児』(TBS系)や『パリピ孔明』(フジテレビ系)など、人気漫画や小説のドラマ化が話題になった。賛否両論がつきものの実写化だが、そのなかでも“原作キャラクターの再現度”はドラマの評価に大きく関わる「成功のカギ」ともいえるだろう。そこで本誌は、「2023年原作ものドラマの再現度が高かった俳優」について、300人を対象にアンケートを行った(12月15日~)。同率2位となったのは、『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)の奈緒(28)と、『下剋上球児』の鈴木亮平(40)。『あなたがしてくれなくても』はセックスレスに悩む二組の夫婦を描いた恋愛ドラマ。奈緒が演じたのは、夫との仲はいいがセックスレスに悩む妻・みち。周りからは幸せそうに見える夫婦の抱える、ナイーブで打ち明けにくい問題に切り込んでいく作品だ。夫との関係を何度も修復しようと試みながら堪えきれない気持ちを訴える場面は《温厚ながらも自分の感情を爆発させた演技は印象深い》(60代女性/専業主婦)など、心情が伝わってくると好評。話題にしづらいテーマ、かつ下着姿のシーンもあったことから、《大胆な演技にも果敢に挑み、かつ繊細な心理表現もこなしていた》(40代男性/専門職)と、奈緒の演技の幅を広げた作品となった。『下剋上球児』で鈴木が演じたのは、高校社会科教員で、廃部寸前の弱小高校野球部の監督。部員集めと指導に奔走し、隠された己の過去を背負いながら負け続きの高校球児たちとともに甲子園を目指す青春群像劇で、ノンフィクション作品『下剋上球児』を原案としている。到底勝てっこないと言われていた野球部で生徒を信じ甲子園を目指す姿に、《目標に向かって粘り抜くイメージがピッタリ》(40代男性/派遣社員・契約社員)と鈴木の役柄がハマっているとの声が。実は教員免許を持っておらず、野球部の未来を守ために葛藤する心情描写も印象的で、《陰のある教師と野球部の監督役でしたが、演技も野球も上手でした》(70歳以上女性/専業主婦)と多くの視聴者は原作通りのキャスティングに満足したようだ。そして栄えある1位に選ばれたのは、『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系)の菅野美穂(46)。菅野が演じるのは、自宅で手芸教室を開きながら平凡な暮らしをしていた主婦・ゆりあ。突然夫が倒れ要介護となった矢先、その彼氏と彼女、隠し子までいたことが発覚し、介護のために同居生活を送ることに。介護の問題を浮き彫りにしながらも、明るく動じない主婦ヒロインを演じた。介護が必要になった夫だけでなく、彼氏や隠し子たちと同居するという非現実的な状況にも関わらず《日常現実的なかんじがした》(50代男性/会社勤務)と思わせる演技力が、高く評価された。さらに問題事を全部受け止めてくれそうなゆりあのタフさは、《キャラが菅野美穂でぶっ刺さっている武者のような立ち振る舞い》(30代男性/会社勤務)《何事にも動じないしっかり者という感じ》(60代女性/専業主婦)など、まさに菅野がハマり役!と絶賛されている。原作を尊重しながら作品を再度楽しむことができる実写化ドラマ。来年もぴったりなキャスティングで視聴者を楽しませてくれることを期待したい!
2023年12月24日人気コミック『からかい上手の高木さん』が実写映画化。永野芽郁主演、高橋文哉共演で2024年5月31日(金)より公開される。人気コミック『からかい上手の高木さん』実写映画化『からかい上手の高木さん』は、山本崇一朗による人気コミック。女子中学生の高木さんと、彼女の隣の席になり、何かとからかわれてしまう男子中学生・西片の2人の“からかい”をめぐる日常を描いた作品だ。シリーズ累計発行部数は1,200万部を突破し、これまでにTVアニメ化、アニメ映画化されている。舞台は中学生時代から10年後そんな話題作『からかい上手の高木さん』の実写映画化が実現。映画『からかい上手の高木さん』では、舞台を漫画で描かれている中学生時代から10年後に移した、オリジナルストーリーが描かれる。中学生時代は「からかい」「からかわれる」という2人の関係がずっと続くと思っていたものの、とある理由で高木さんが島を離れることになり、内に秘めた相手への想いを伝えることができないまま、離ればなれに。そこから10 年の月日が経った頃、島で二人が再会するところから物語が始まる。主演・永野芽郁×共演・高橋文哉主演の高木さん役を担当するのは、映画『マイ・ブロークン・マリコ』や『母性』などで怪演を魅せた演技派女優・永野芽郁。高木さんにいつもからかわれ、からかい返そうとするも失敗ばかりしていた西片役は、ドラマ「フェルマーの料理」でW主演を務めている高橋文哉が演じる。高木さん…永野芽郁中学時代、隣の席になった男の子・西片をからかっていた女の子。教育実習生として母校へ帰ってくる。西片…高橋文哉高木さんにいつもからかわれ、からかい返そうとするも失敗ばかりしていた日々から10 年を経て、現在は母校で体育教師として勤務している。監督は今泉力哉メガホンを取るのは、『愛がなんだ』、『街の上で』、『ちひろさん』、『アンダーカレント』など数々の作品を手掛けてきた今泉力哉。新世代の恋愛映画の名手として名高い今泉が話題作の10年後を舞台にした映画『からかい上手の高木さん』を届ける。映画『からかい上手の高木さん』あらすじとある島の中学校。隣の席になった女の子・高木さんに、何かとからかわれてしまう男の子・西片は、どうにかしてからかい返そうと策を練るも、いつも見透かされてしまい失敗していた。そんな毎日を過ごしていた二人だったが、ある日離ればなれになってしまう。それから10年を経て、高木さんが島に帰ってきた。母校で体育教師として奮闘する西片の前に、教育実習生として突然現れた高木さん。10年ぶりに再会した二人の、止まっていた時間と、止まっていた「からかい」の日々が、再び動き出す。【作品詳細】映画『からかい上手の高木さん』公開日:2024年5月31日(金)出演:永野芽郁、高橋文哉原作:山本崇一朗「からかい上手の高木さん」(小学館「ゲッサン少年サンデーコミックス」刊)監督:今泉力哉脚本:金沢知樹、萩森淳、今泉力哉音楽:大間々昂配給:東宝©2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会©山本崇一朗/小学館
2023年12月01日2010年に映画化されたベストセラー小説を、エミー賞ノミネートの制作陣により実写ドラマ化したオリジナルドラマシリーズ「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」が、12月20日(水)よりディズニープラスにて独占配信。予告編とキービジュアルが解禁された。人間と神のミックスとして生まれた少年パーシー・ジャクソンは、最強の武器であるゼウスの“雷撃”を取り戻してオリンポスの神々の全面戦争を止めるため、アメリカ中を旅する冒険に出る。母親を亡くしたパーシーは、半神の子どもたちの聖地であるキャンプに参加するが、自身も半神であることを知り、出自と向き合うこととなる。旅の仲間となったアナベスとグローバーの助けを借りながら、パーシーは世界の中に自分の居場所をどうみつけるのか、母親に再会できるのか、そして自分が何者であるべきなのか、という自分が追い求める3つの問いの答えに近づいていく。原作は、エドガー賞受賞作家リック・リオーダンによって執筆されたベストセラー小説シリーズで、2010年にも『ホーム・アローン』のクリス・コロンバス監督、ローガン・ラーマン主演によって映画化。今回はそんな原作をドラマシリーズとして新たに映像化。主演パーシー役を務めるのは『アダム&アダム』でライアン・レイノルズと共演した新進気鋭俳優ウォーカー・スコーベル、冒険の仲間のアナベス役に『ビースト』のリア・サヴァ・ジェフリーズ、グローバー役に『12人のパパ』のアーリアン・シムハドリというフレッシュスター。オリンポス十二神の1人ヘルメス役に『ハミルトン』『メリー・ポピンズ リターンズ』のリン=マニュエル・ミランダ。全能の神ゼウス役に『ジョン・ウィック』シリーズで知られる故ランス・レディックなど、ベテラン俳優が終結。クリエイター・製作総指揮には、エミー賞ノミネートの「ザ・オールド・マン~元CIAの葛藤」のジョナサン・E・スタインバーグと共に原作者のリック・リオーダンも自らあたる。今回初公開されたキーアートは、主人公パーシー・ジャクソンが大波を背景に、光り輝く剣を地面に突き刺している、パーシーの意思が強く表れているビジュアル。初公開された予告編では、博物館にあるメデューサの首を持つペルセウス像を母と共に眺める子ども時代のパーシー・ジャクソンから始まり、「君は特別だ。自分の力に気づくときが、いつか来るだろう」と言われてからは神々や怪獣たちの世界を目の当たりにするようになっていく様子が。そして神々の最強の武器であるゼウスの“雷撃”が盗まれ、ついにパーシー・ジャクソンの力が必要になる時がやってくる。それを取り戻して神々の全面戦争勃発を阻止するという大きな使命を受けたパーシー・ジャクソン。その重大な任務をやり遂げることができるのか、期待が高まる。「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」は12月20日(水)より初回一挙2話、毎週水曜ディズニープラスにて配信開始(全8話)。(シネマカフェ編集部)
2023年11月21日任天堂の人気ゲーム「ゼルダの伝説」の実写映画化が決定。任天堂の人気ゲーム「ゼルダの伝説」が実写映画化任天堂が手掛ける「ゼルダの伝説」は、1986年の第一作「ゼルダの伝説」発売以来、30年以上にわたりシリーズ作が発売されている人気のアクションアドベンチャーゲーム。プレイヤーは主人公・リンクとなり、フィールドやダンジョンに隠された謎を解きながら、冒険を進めていく。緻密に作り込まれたゲームの世界観はもちろんのこと、プレイ中の謎解きの面白さ、壮大な音楽の美しさなどによって多くのファンを獲得している。そんな人気ゲームの映画制作に立ち上がったのは、任天堂とアラッド プロダクションズ(Arad Productions)だ。プロデューサーは任天堂代表取締役フェローで「ゼルダの伝説」の“生みの親”でもある宮本茂と、「スパイダーマン」シリーズの実写映画など、数々のマーベル作品に携わってきたマーベル・スタジオの設立者兼元CEOであるアヴィ・アラッド(Avi Arad)が共同で担当する。監督は、SF作品「メイズ・ランナー」シリーズで知られるウェス・ボール(Wes Ball)が務める。なお、任天堂が映画制作費の50%以上を出資し、ソニー・ピクチャーズが全世界配給と共同出資を行う。
2023年11月11日Netflixが、ニコロデオンの人気アニメ「アバター:伝説の少年アン」を実写ドラマ化。予告編の公開と共に、2024年2月22日から本編を配信予定であることを発表した。主人公のアンを演じるのはゴードン・コーミエ。カタラ役にギャウンディーヨ、サカ役にイアン・オウズリー(「13の理由)、ズーコ王子役にダラス・リウ(『シャン・チー/テン・リングスの伝説』、アイロー将軍にポール・サン=ヒョンジュ・リー(「マンダロリアン」)、火の王ロザイ役にダニエル・デイ・キム(「LOST」)、ジャオ提督にケン・レオン(「LOST」)が起用されている。実写ドラマのタイトルは「Avatar: The Last Airbender(原題)」。かつて世界には水の国、火の国、土の国、気の国の4つの王国があり、4つの「エレメント」と呼ばれる能力を全てマスターしたアバターによって均衡が保たれていた。しかし、火の国が反乱を起こし、世界征服への一歩を踏み出したことで全ては変わってしまう。少年アンは次のアバターとして正当な地位を得るべく、サカやカタラと冒険に繰り出す。予告編を観たファンの感想は、「アニメのファンだからこそ実写には期待していなかったんだけど、とてもいいじゃないか!」「泣いています。全身に鳥肌も立っています。子どもの頃の思い出がよみがえったよ」「キャストが役にぴったり合っている!」などと大好評。「アバター:伝説の少年アン」は、過去にも実写化されたことがある。2010年公開のM・ナイト・シャマラン監督作『エアベンダー』だ。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年11月10日任天堂が人気ゲーム「ゼルダの伝説」の実写映画の企画開発を開始したと発表した。同社代表取締役フェローの宮本茂氏と、『スパイダーマン』シリーズ、『ヴェノム』シリーズなどを手掛けてきたプロデューサーのアヴィ・アラッドが共同で進めるという。世界中の「ゼルダの伝説」のファンは、「まずはアニメ化かと思ったら、実写化か!」「映画化を本当にずっと待ち望んでいたのでうれしい。ついに!」「ゲームから実写映画化された『名探偵ピカチュウ』や『ソニック・ザ・ムービー』のような、よい作品になりますように」と喜びや期待の声を上げている。監督は『メイズ・ランナー』シリーズ、『猿の惑星:キングダム』のウェス・ボールに決定しているという。「ボール監督なら最高のものを作ってくれるはず!」「彼なら間違いない」と、ファンは太鼓判を押す。すでに、理想のキャストを挙げているファンも。主人公のリンク役にはトム・ホランド、ティモシー・シャラメなどの名前が挙がった。実は昨年、AIを使用して作った実写映画版『ゼルダの伝説』のポスターがネット上に出回り、それを信じてしまう人が続出した。このポスターには、トム・ホランド(リンク)、エマ・ワトソン(ゼルダ)、イドリス・エルバ(ガノン)、ダニー・デヴィート(チンクル)らがそれぞれの役に扮した姿が掲載されていた。(賀来比呂美)
2023年11月08日2023年11月8日、任天堂株式会社(以下、任天堂)は人気ゲーム『ゼルダの伝説』シリーズを扱った実写映画を制作に向けて、企画開発を開始したことをウェブサイト上で公表しました。任天堂によると、映画のプロデューサーは、任天堂代表取締役フェローで『ゼルダの伝説』の生みの親としても知られる宮本茂さんと、アメリカのヒット映画『スパイダーマン』シリーズなどをプロデュースした、Avi Arad(アヴィ・アラッド)さんが共同で務めるそうです。任天堂株式会社(本社:京都市南区、代表取締役社長:古川俊太郎)は、「ゼルダの伝説」を扱った実写(ライブアクション)映画の企画開発を開始したことをお知らせいたします。この映画のプロデューサーは、任天堂代表取締役フェローの宮本茂と、Arad Productions Inc.の代表であり数々の大ヒット映画をプロデュースしたAvi Aradが共同で担当します。映画の制作は、任天堂とArad Productions Inc.が行い、監督はWes Ballが担当します。また、映画制作費の50%以上を任天堂が出資し、全世界配給と共同出資をSony Pictures Entertainment Inc.が行います。任天堂ーより引用なお、監督は映画『メイズ・ランナー』シリーズを手掛ける、Wes Ball(ウェス・ボール)さんが担当するとのこと。ネット上では、任天堂の発表にファンなどから「これは驚いた!めちゃめちゃ楽しみ!」「今から待ち遠しいです」など喜びの声が相次いでいます。任天堂は、今回の映画について「任天堂自らが映画の制作に深く関与することで、任天堂ならではの独自のエンターテインメントを創造し、1人でも多くの人にお届けすることを目指す」とつづっていました。映画で体験する『ゼルダの伝説』の世界も、きっとゲームと同じく素晴らしいものになるでしょう。多くの人が作品に期待をしています。[文・構成/grape編集部]
2023年11月08日土田世紀の漫画『かぞく』を実写映画化。映画『かぞく』として、2023年11月3日(金・祝)に公開される。主演は、吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介(登場順)。漫画家・土田世紀の“未完の絶筆”を実写映画化『かぞく』の原作者である漫画家の土田世紀は、17歳で漫画家デビューを果たし、代表作『未成年』『編集王』『雲出づるところ』をはじめとする漫画作品を世に送り出した。『同じ月を見ている』では、平成11年度文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞している。しかし、人気作家としてのキャリアを積み重ねていた中、土田世紀は2012年に突然この世を去ってしまう。漫画『かぞく』は、松本大洋をはじめ、多くの漫画家に影響をもたらした土田世紀の生き様を色濃く描く、未完の絶筆作品だ。4人の男を主人公に“現代家族”の姿を描く実写映画そんな『かぞく』を、実写映画化。監督は、澤田石和寛として映画『十三人の刺客』『るろうに剣心』シリーズやCMの衣装デザイン、キャラクターデザインを手掛けるかたわら、写真作家、映像作家としても活動し、本作が長編デビュー作となる澤寛(Kan Sawa)が務める。『かぞく』のなかで描かれた5つのエピソードをベースに、監督・澤寛自身の生い立ちや経験を織り交ぜつつ、現代家族を包括的に描く映画作品を作り上げた。映画版では、土田世紀が描いた『かぞく』の物語を、旧来続く家族構造の特徴である家父長制家族の諸問題から生まれた物語であったとして、“4人の男”の“4つの家族”を描写。それぞれの家族が複雑に絡み合い、喪失から再生へと向かう様を静かに描きながら「家族とは何か」を問いかける。旧来の家族構造から「核家族」を軸に、「婚姻関係」「親子関係」「血縁関係」「法や倫理に背いた関係」「父とは」「母とは」「子とは」といったテーマを各エピソードに振り分けて描いていく。主演は吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介(登場順)実写映画版『かぞく』では、吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介(※)といった4人の俳優を主演に迎える。(※)記載は登場順。主人公・マコト…吉沢亮父が失踪し、母と二人で住み慣れた街を離れて新しい街へと向かう。覚悟を決めたような表情で何かを海へと捨てるマコト。その選択が引き起こす未来とは?主人公・ケンジ…永瀬正敏内縁の妻・ハルカと密やかな生活を送る。劇中には、泣き叫ぶ妻・ハルカを後ろからきつく抱きしめるケンジと、その後に時効間近の指名手配犯のニュースが流れる場面も。主人公・タケオ…小栗旬妻を亡くし、男手一つで2人の子供を育てていた。主人公・ユウイチ…阿部進之介久しぶりに帰った実家で自分の名前を呼ぶ白いワンピースを着た女に出会い、森に誘われていく。独自の世界観を紡ぐ音楽と映像美音楽には舞台音楽家である棚川寛子を起用。SPAC 静岡県舞台芸術センター芸術総監督である宮城聰の協力のもと、SPACの音楽演奏と共に、映画の外から映画へ介入する「声や息の出演」という独自の表現により、映画へ音楽と息を吹き込む。サウンドデザインはアピチャッポン・ウィーラセタクンの『世紀の光』『ブンミおじさんの森』『メモリア』などに参加してきた清水宏一が担当し、独自の世界観を紡いでいく。また、撮影は山本英夫が担当し、秋田と千葉を中心としたロケーションから日本の風土を映し出す。風景の織りなす神秘的な映像美に注目だ。映画『かぞく』あらすじ父が失踪したマコトは、母と二人、住み慣れた街を離れて新しい街へと向かう。内縁の妻と密やかに生活を送るケンジ、その妻ハルカはある秘密を抱えていた。妻を亡くし、父1人で2人の子供を育てるタケオは、子供たちと海へドライブに出かけた。久しぶりに実家へ帰ってきたユウイチは、自分の名を呼ぶ女性に森の中へといざなわれていく。【詳細】映画『かぞく』公開日:2023年11月3日(金・祝)劇場:テアトル新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷出演:吉沢亮、永瀬正敏、小栗旬、阿部進之介、鶴田真由、渡辺真起子、福島リラ、秋吉久美子、込江大牙、粟野咲莉、田代輝、根岸季衣、野口雅弘、瀧内公美、片岡礼子、山口馬木也※主演キャスト4名の記載は登場順。原作:土田世紀『かぞく』(日本文芸社刊)脚本・監督:澤寛編集・衣裳デザイン:澤寛音楽:棚川寛子演奏:SPAC音楽制作特別協力:宮城聰サウンドデザイン:清水宏一撮影:山本英夫
2023年09月28日人気漫画「からかい上手の高木さん」の実写ドラマ化が決定。2024年3月、TBSドラマストリーム枠にて放送されるほか、「Netflix」での世界配信も行われる。とある中学校、隣の席の女の子・高木さんに、何かとからかわれる男の子・西片。今日こそはからかい返そうと授業中にびっくり箱を仕込む西片だが、高木さんに見透かされ、またもからかわれてしまう。次こそはと悔しがる西片に「消しゴムを忘れたから貸してほしい」とお願いする高木さん。借りた消しゴムを眺めながら「消しゴムに好きな人の名前を書いて使い切ると、両想いになれるってやつあったよね」と言う高木さんを子どもっぽいと相手にしない西片だったが、消しゴムと西片を交互に見てニヤニヤする高木さんの反応に焦り「返してほしい」と懇願する。ようやく消しゴムを取り返し、確認する西片だったが――。月刊漫画雑誌「ゲッサン」(小学館)で連載中の「からかい上手の高木さん」。現在、コミックスが19巻まで発売されており、シリーズ累計発行部数は1,200万部を突破した、“照れたら負けのからかい青春ラブコメディ”。TVアニメや劇場版アニメも大人気となっている。監督は、『パンとバスと2度目のハツコイ』『his』『街の上で』などを手掛け、恋愛映画の旗手として映画ファンから絶大な支持を集める今泉力哉。「現在、鋭意編集中なのですが、なんだろ、すでにあたたかくてくすぐったい空気が流れていて、とってもすてきな作品になりそうです」とコメントしている。そして、西片をいつもからかって楽しんでいる高木さん役に、雑誌「Seventeen」の専属モデルを務める月島琉衣。高木さんにいつもからかわれてしまう西片役で、是枝裕和監督作『怪物』で物語の鍵を握る少年を演じた黒川想矢を抜擢。アニメの舞台として聖地となっている香川県小豆島で全編撮影が行われた。「からかい上手の高木さん」は2024年3月、毎週火曜日深夜24時58分~TBSにて放送予定(※放送日によって放送時間が異なる)。地上波放送開始に先行してNetflixにて毎週火曜日配信予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年09月27日漫画家の咲坂伊緒さんの大ヒット青春ラブストーリー『アオハライド』が実写ドラマ化。櫻井海音さんは、出口夏希さんとW主演を務める。陰りを帯びたキャラクターを丁寧に演じ切りました。「僕が中学生の頃にとても流行っていた漫画なので、オファーをいただいた時は、原作ファンの期待を裏切らないような表現が僕にできるか…とプレッシャーを感じました」蒼く切なく美しい、青春のすべてが詰まった原作の世界観を忠実に再現。櫻井さんが演じる洸(こう)は、出口さんが演じる双葉の初恋の人で、中学時代に突然転校し姿を消すが、3年ぶりに双葉の前に再び現れる。しかし、あんなに優しかったはずの洸が、なぜか別人のように冷たい印象に変わっていて…。「洸は辛い経験をしたことで殻に閉じこもってしまった、どこか陰りを帯びたキャラクター。しかし根はとても優しい子で、双葉たちと触れ合っていくことで輝きを取り戻していきます。その微妙な心の動きを表現するために、原作を何度も読み返して、自分の中で洸を作り上げていきました。洸は自分の気持ちをあまり表に出さないけれど、僕は割と素直に気持ちを伝えるタイプなので、洸の態度にじれったいと思うこともあったけど、演じていく中で洸がどんどん好きになりました。原作へのリスペクトを込めて、ワンシーンワンシーン、丁寧に演じ切りました」原作の端々から感じる光、風、蒼さ、揺らぎを最大限に表現した映像美にも思わず引き込まれる。その中で繰り広げられる双葉と洸の甘酸っぱいやり取りや、もどかしく切ない距離感も見どころのひとつ。「“アオハル”を感じられる、少女漫画らしいシーンがたくさんちりばめられているので、僕も撮影中ドキドキしました(笑)。撮休の日に現場の夢を見るほど、撮影が本当に楽しくて、共演者も同世代の方ばかりだったので、撮影自体が青春でした。原作のパワーを存分に感じられるし、現在片想い中の方などの背中を押して、一歩踏み出す勇気を与えられる作品に仕上がっているので、ぜひ見てほしいです」連続ドラマW‐30『アオハライド Season1』WOWOW初の本格青春ラブストーリー。シリーズ累計発行部数1300万部突破の咲坂伊緒さんのヒット漫画の魅力を余すところなく実写化。Season1/Season2の2部作で制作。Season1は、9月22日(金)23:00~放送・配信。WOWOWプライムにて第1話無料放送。さくらい・かいと2001年4月13日生まれ、東京都出身。俳優、アーティスト。’20年、NHK連続テレビ小説『エール』への出演で俳優デビュー。Kaito名義で、バンド「インナージャーニー」のドラマーとしても活躍。ベスト¥62,700(Blanc YM/TEENY RANCH TEL:03・6812・9341)シャツ¥38,500(TAUPE)Tシャツはスタイリスト私物※『anan』2023年9月27日号より。写真・映美スタイリスト・藤井晶子ヘア&メイク・高草木 剛(VANITES)インタビュー、文・鈴木恵美(by anan編集部)
2023年09月23日シリーズ累計2,500万部突破のベストセラー漫画の実写化『ゴールデンカムイ』がついに始動。キャスト・スタッフが公開、ティザービジュアル&PV映像が一挙に公開された。気高き北の大地・北海道。時代は、激動の明治後期。日露戦争においてもっとも過酷な戦場となった二〇三高地での鬼神のごとき戦いぶりに「不死身の杉元」と異名を付けられた日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく、北海道で砂金採りに明け暮れていた。そこで杉元は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った男「のっぺら坊」は、捕まる直前に金塊をとある場所に隠し、そのありかを記した刺青を24人の囚人の身体に彫り、彼らを脱獄させた。囚人の刺青は24人全員で一つの暗号になるという。そんな折、野生のヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。「アシリパ」という名の少女は、金塊を奪った男に父親を殺されていた。金塊を追う杉元と、父の仇を討ちたいアシリパは、行動を共にすることとなる。同じく金塊を狙うのは、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見篤四郎中尉。日露戦争で命を懸けて戦いながらも報われなかった師団員のため、北海道征服を目論んでおり、金塊をその軍資金代わりに必要としていた。そして、もう一人、戊辰戦争で戦死したとされていた新選組の「鬼の副長」こと土方歳三が脱獄囚の中におり、かつての盟友・永倉新八と合流し、自らの野望実現のため、金塊を追い求めていた――。2014年より「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にてスタートし、約8年に及ぶ連載を終了した野田サトルによる漫画「ゴールデンカムイ」。多くの賞を受賞した本作は、主人公の元陸軍兵・杉元佐一が、アイヌの少女・アシリパと共に埋蔵金の在りかが描かれた刺青人皮(いれずみにんぴ)を求めて旅をする物語は、同じく埋蔵金を狙う大日本帝国陸軍第七師団や、戊辰戦争で死んだはずの土方歳三など歴史上の人物も登場し、歴史ロマン、狩猟、グルメ、アイヌ民族文化など様々な要素が丁寧に織り込まれた比類ない作品として熱烈な支持を獲得。TVアニメも放送された。ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)画像:amazon.co.jp昨年4月に発売された第29巻の帯にて実写映画化が解禁され、注目を集めていたが、今回ついに始動。「不死身の杉元」と呼ばれる主人公の元陸軍兵・杉元佐一を山崎賢人、ヒグマに襲われる杉元を助けたことから相棒として旅をすることになるアイヌの少女・アシリパを山田杏奈が演じるほか、凄腕スナイパー・尾形百之助役で眞栄田郷敦、天才脱獄犯・白石由竹役で矢本悠馬、第七師団軍曹で鶴見中尉の側近・月島基役で工藤阿須加、第七師団一等卒で双子の軍人・二階堂浩平/洋平役を一人二役で柳俊太郎。第七師団一等卒で東北マタギの生まれの谷垣源次郎役で大谷亮平、柔道の達人・牛山辰馬役で勝矢、元新選組二番隊組長・永倉新八役で木場勝己、アシリパの祖母・フチ役で大方斐紗子、北海道に眠る莫大な金塊の存在を杉元に伝える後藤竹千代役でマキタスポーツ、アシリパの大叔父役で秋辺デボ、金塊を同じく狙う大日本帝国陸軍第七師団の中尉・鶴見篤四郎役で玉木宏、同じく金塊を狙う元新選組鬼の副長・土方歳三役で舘ひろしが出演する。さらに、杉元佐一とアシリパがいまにも飛び出してきそうな、生命力溢れる大迫力のティザービジュアルと、北海道はもとより、全国縦断の大規模ロケを敢行したダイナミックな本編映像が見られるプロモーション映像も初公開。物語が始まる二〇三高地の激戦や、雪原での死闘では山崎さんの高い身体能力を生かしたアクションシーンも垣間見える。今作を牽引するのは、『キングダム』シリーズを手掛けた制作プロダクションCREDEUS。監督は、EXILE、安室奈美恵など有名アーティストのMVを手掛けた久保茂昭。脚本は、『キングダム』「TOKYO MER~走る緊急救命室~」シリーズの黒岩勉。音楽は『キングダム』『東京リベンジャーズ』シリーズのやまだ豊。原作・TVアニメシリーズでもアイヌ語の監修を行った千葉大学名誉教授の中川裕、キャストとしても参加する秋辺さんがアイヌ文化の監修を行う。キャストコメント●山崎賢人「ゴールデンカムイ」は大人気の原作なのでとてもプレッシャーに感じましたが、お話を伺った時に“絶対面白くなる”という確信がありました。信頼しているチームとまた一緒に新しいことへ挑戦できるということも自分の中では大きかったです。今まで成長していく役が多かったのですが、杉元という役では、乗り越えた後の失ってしまったものや忘れてしまった感覚を取り戻していく男を表現できればと考えていました。自分も年を重ねて、今まで見せたことのないものをたくさん出す事が出来たのではないかと思います。原作者の野田先生にお会いした時に「味方ですから」と言ってくださりとても嬉しく思いましたし、心強かったです。撮影は、大自然の中や豪華なセットで1つ1つ丁寧に創り上げてる達成感がありました。完成が楽しみです。●山田杏奈今回「ゴールデンカムイ」という沢山の方々に愛されている漫画の実写化に携わらせていただくことになり、本当に光栄です。同時に年齢や身長など原作と異なる部分に不安も感じましたが、自分に任せていただいたことに責任を持って演じようと覚悟しました。現場で演じるほどにアシリパの意思を持って進む姿、想いの強さに共感し彼女がより好きになりました。スタッフ、キャスト全員でもっと良いものにしようと話し合い、進めていきました。それぞれの作品に対する愛と役に対する愛に溢れた温かく幸せな現場でした。杉元役の山崎さんと長期にわたってご一緒するのは今回が初めてだったのですが、山崎さんとなら杉元とアシリパとしての、相棒としての関係性を築いていけると撮影が始まってすぐに感じました。映画を皆さまのもとに送り出せる日がとても楽しみです、どうぞよろしくお願いします!●眞栄田郷敦原作でも尾形は大好きだったので、演じられて光栄でした。漫画の魅力を活かしながら、魂を吹き込めたらなと。みなさんのリアルかつ再現度の高いキャラクター、原作にも登場するロケ地やセット、雪山などの大自然での撮影はどれも「ゴールデンカムイ」の世界観そのもので、自然と尾形として生きれていたような気がします。が、尾形百之助の魅力はまだまだこんなもんじゃない。今から続編希望です。ご期待ください。●矢本悠馬元々、原作を読んでいて、お話をいただく前から、実写化するなら自分の推しメンの白石由竹を演じたいと思っていたので、こういう巡り合わせは役者冥利につきるというか、役者をやっていて良かったなと感じました。初日は、白石が好きすぎて、勝手に自分でプレッシャーをかけ、ガチガチになっていましたが、見た目は限界があるので、白石が持っている内面をリスペクトし、模写しつつ自分の解釈とオリジナリティを混ぜられたらと演じました。体も鍛えたので、その仕上がりも観て頂きたいですし、ヌルヌルの白石の見せ場もあるので、気持ち悪いシーンになっていたら嬉しいです。「ゴールデンカムイ」ファンの皆さんに楽しんで頂ける、良い出来になっていると思います。●工藤阿須加元々原作のファンで、連載当時からずっと読み続けてきた作品だったので、お話をいただいた時は、心から嬉しく思いました。月島役が自分に務まるのかという不安、プレッシャーが正直ありましたが監督やスタッフのみなさんを信じやり切るだけだと思い、参加させていただきました。漫画の世界観やビジュアルを各部署の皆さんが細部に渡って一つ一つ丁寧に作り上げてくださっているので、 その素晴らしさに毎回驚かされていました。僕も原作ファンとして楽しみにしていますし、観てくださる方にも楽しんでいただける作品になっていると思います!●柳俊太郎元々、原作のファンだったので、お話を頂いた時は自分が「ゴールデンカムイ」という世界の中に参加できるという喜びと驚きで、率直にとても嬉しかったです。二階堂兄弟は、魅力的なキャラクターなので、その良さをどう引き出そうかという責任感と、大作なので撮影の空気感を想像してワクワクしていました。原作ファンの方々にも二階堂兄弟を楽しみにしている方が多いと思うので、期待に応えられるよう、狂気を見せるシーンは振り切って、ぶっ飛んで演じました。真冬の北海道ロケは寒さとの闘いでしたが、「ゴールデンカムイ」を撮影しているんだという実感が湧きました。これぞ「ゴールデンカムイ」という世界観で過ごせてとても幸せな現場でした。●大谷亮平多くのファンを持つ人気作品に参加できたことを大変嬉しく思っています。癖の強いキャラクターが多い中での谷垣の実直で誠実な人間性に魅力を感じたので、演じる上で現場にて湧き上がる感情を大切に、その気持ちをなるべくストレートに出すよう心掛けました。原作者の野田先生からも谷垣に関しては格別の愛情を注いでいらっしゃると伺ったので、とにかく彼の良さを消さないように私自身も役に愛情を込めて演じさせていただきました。皆さんにご覧いただける日を楽しみにしています。●勝矢「ゴールデンカムイ」が実写化されるニュースを見た時に、「牛山やらせてくれないかな」と別の現場でも話していたのですが、その直後にお話をいただき、大喜びしました。やりたいと思える役をいただき本当に光栄なので、全身全霊全力でやっていきたいと思いました。スタッフ皆さんの力ですごい牛山の外側が出来上がったので、それに負けないように内面も埋めたいと思って演じていました。日本全国から“チンポ先生”と呼ばれるような男になりたいです!●木場勝己役者になって、53年程経ちましたが、漫画原作の作品に出演させていただくのは、今回が初めてです。共演の舘さんとは、同い年ですが、36年ぶりに現場で再会し、改めて“お互い長いことやってきたんだなぁ”と、しみじみしました。40年以上前、20代の時に「カムイ」というスナックをやっていたので、不思議な縁を感じています。記念すべき作品に出会いました。原作ファンの方がたくさん見ていただくことになると思うので、その方たちの持っている印象に近づけたいと思っていましたが、是非、キャラクターの新しい一面としても観ていただけたらと思います。●大方斐紗子今回アイヌの役を初めてやらせていただきました。アイヌ民族の風習や方言が分からないので最初は苦労しましたがアイヌ語監修の中川先生をはじめとしたスタッフの皆さん、共演者の皆さんのおかげで最後までやり遂げる事が出来ました。ありがとうございました。●マキタスポーツ今回、人気作の「ゴールデンカムイ」に出演できると聞いた時は、非常に光栄でした。「ゴールデンカムイ」は奇想天外でもありますが、リアリティもあり、人間の欲望が詰め込まれたエンターテインメント作品です。加えて、歴史的な大河も物語には備わっており、色々な角度で味わえる作品に関われたことは嬉しかったです。私が演じる後藤竹千代は、物語の起点となる役です。それゆえ「原作と違うじゃない」と言われないように、でもマキタスポーツらしさは失わないように緊張感を持って演じたのを覚えています。全くの善人がいないところが面白い作品だと思いますので、皆さんも心の向くままに楽しんでください。●秋辺デボ原作の漫画は一見したところ、ハードな描写が多く、俺とは縁遠い世界だと思っていました!それが運命の悪戯か?アイヌ文化監修をすることになり、どういうわけか?大叔父(原作では叔父)に抜擢され、慌てて原作を読み、手の平返しに好きな漫画となりました(笑)やれる準備は髭を伸ばし髪の毛も伸ばしたこと。アイヌにとって髭は古来から大切なたしなみでした!撮影は一流のスタッフ、役者、監督に囲まれてアイヌ民族の一人として思いっきりやらせてもらったと実感しました。空想でありながら現実感あふれるこの映画がスクリーンいっぱいに映し出され、映画ファンの皆様に届くことを期待しております!ソンノ・イヤイライケレ!●玉木宏僕自身、「ゴールデンカムイ」のファンなので、大変な作品になるということは承知していました。それを踏まえても今作に参加できることが楽しみでした。今回いただいた鶴見中尉という役は、とてもやりがいのあるキャラクターなので、演じることができて嬉しいの一言です。原作を読んでいて感じた、先の読めない怖さや恐ろしさ、一筋縄では掴み切れない所をお芝居でも出せたらと思って演じました。原作へのリスペクトを込めて、原作ファンの皆さんにも満足していただける作品になるよう、キャストの一員として臨みました。出来上がりが楽しみです。●舘ひろし有名な原作の映像化に、参加させてもらい大変嬉しい思いです。今作は、実は土方が生きていたら…という設定ですが、土方歳三というのは、常々演じてみたいと思っていた役でした。土方は、誰よりも武士ということに憧れ、武士よりも武士らしくしたいという想いがあったのではないかと、原作漫画に加え、土方の本も読み直し、イメージを膨らませ、演じさせていただきました。漫画を読んだ時に、それぞれがイメージする世界があると思いますが、今作はそれを超えた映像を皆さんにお見せできるのではないかと、今から公開が楽しみです。是非、期待していて下さい。『ゴールデンカムイ』は2024年1月19日(金)より公開。※アシリパの「リ」は小文字が正式表記(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴールデンカムイ 2024年1月19日より全国にて公開©2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
2023年08月30日漫画『マイホームヒーロー』が実写映画化。『映画 マイホームヒーロー』として、2024年3月8日(金)に公開される。漫画『マイホームヒーロー』実写映画化『マイホームヒーロー』は、2017年に「ヤングマガジン」で連載をスタートし、累計330万部を突破している原作・山川直輝、作画・朝基まさしによる人気漫画。平凡なサラリーマン・鳥栖哲雄が、娘の彼氏を殺害してしまい、その死体を隠蔽するという衝撃的なエピソードからスタートする物語だ。2023年4月にはTVアニメ化され、話題を集めた。“平凡なサラリーマンVS半グレ組織”のノンストップファミリーサスペンスそんな『マイホームヒーロー』が2023年10月24日(火)よりスタートするドラマと、2024年3月に公開される映画にて実写化。『映画 マイホームヒーロー』ではドラマシリーズの完結編を描く。“ごく普通のお父さん”だった鳥栖哲雄はある日、娘の彼氏を殺して殺人犯になってしまう。“闇社会の半グレ組織”を相手に、ミステリー知識で培った頭脳と家族愛を武器に負けられない闘いに挑むことに。絶体絶命の状況に追い込まれながらも闘い続ける、怒涛のノンストップファミリーサスペンスだ。映画版ではドラマ最終回から7年後を描く『映画 マイホームヒーロー』で描かれるのは、ドラマ最終回から7年後。鳥栖哲雄が山中に隠したはずの死体が、土砂崩れによって発見されてしまったところから物語が始まる。警察は殺人事件と断定し、一斉捜査に。刑事となり警視庁捜査一課に配属された愛娘の鳥栖零花は、捜査が進むにつれ哲雄に疑惑の目を向け始める。一方、窪ら半グレ犯罪組織は再び哲雄に狙いを定め、動き出す。そして、かつて哲雄の罠に落ち、すべての罪を着せられて逃亡生活を送っていた恭一も再び姿を現す。佐々木蔵之介が平凡なサラリーマンにドラマシリーズ、映画で主人公・鳥栖哲雄を演じるのは佐々木蔵之介。また、高橋恭平、齋藤飛鳥、木村多江、音尾琢真、淵上泰史、神野三鈴らドラマ版キャストも出演を果たす。主人公・鳥栖哲雄…佐々木蔵之介愛する家族とただ平穏に暮らしていくことだけが生きがいだった、ごく普通のお父さん。おもちゃ会社で働くサラリーマン。趣味は推理小説を読むことと書くこと。小説投稿サイトに10年前から執筆作品を公開していて、日頃からミステリーに使えそうなトリックのメモを貯めている。47歳の誕生日、“娘を守るために”ひとり娘の彼氏を殺して殺人犯になってしまう。間島恭一…高橋恭平(なにわ男子)冷徹で残忍な闇社会の半グレ組織「間野会」のリーダー格。盗聴やピッキングなど犯罪知識を豊富に有し、冷静な判断と行動力で組織からも信頼を置かれている。哲雄を殺人犯と疑い、執拗に追及する。現在逃走中。鳥栖零花…齋藤飛鳥鳥栖家の一人娘。大学への進学を機に一人暮らしをはじめた。刑事となり警視庁捜査一課に配属。鳥栖歌仙…木村多江鳥栖哲雄の妻であり、よき理解者。実家は資産家として知られる呉服屋。家族を守るためには、時に常識では考えられない行動もこなしてしまう大胆さも持っており隠蔽工作を手伝う。窪…音尾琢真「間野会」の中心核。間島恭一や竹田らを束ねている男。体術や武器の扱いにも優れた犯罪と殺しのプロで、痕跡は一切残さない。死体とともに消えた10億円の行方を探っている。竹田…淵上泰史「間野会」の中堅メンバー。恭一とは犬猿の仲だが、心のどこかで認めていたり、後輩思いなところもある。監督は「ドラゴン桜」の青山貴洋監督は、「ドラゴン桜」「グランメゾン東京」「ユニコーンに乗って」「天国と地獄~サイコな2人~」など数々の人気ドラマの演出を手掛けた青山貴洋。青山は、『映画 マイホームヒーロー』にて劇場長編映画デビューを果たす。【作品詳細】『映画 マイホームヒーロー』公開時期:2024年3月8日(金)原作・漫画:山川直輝・朝基まさし『マイホームヒーロー』(講談社「ヤングマガジン」連載)出演:佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、高橋恭平、木村多江、音尾琢真、淵上泰史、神野三鈴監督:青山貴洋脚本:船橋勧音楽:堤博明配給:ワーナー・ブラザース映画
2023年08月25日東野圭吾の長編小説『ある閉ざされた雪の山荘で』が、WEST.(ウエスト)の重岡大毅主演で実写映画化。2024年1月12日(金)に公開される。東野圭吾の長編小説を実写映画化『ある閉ざされた雪の山荘で』は、数々のヒット作を世に送り出してきた国民的作家の東野圭吾が1992年に発表した長編小説だ。物語に登場するのは、新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考に挑む役者たち。“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間でオーディションが行われるというユニークな設定で、書籍発売当時大きな話題を集めた。“映像化は不可能”と思われていた作品を初めて映像化ところがトリックや人物描写の複雑さから“映像化は不可能”と長年思われており、これまで一度も映像化されてこなかった。そんな『ある閉ざされた雪の山荘で』が初めて映像化されることに。新作舞台の最終オーディションのため、とある山荘に集められた劇団「水滸」の団員たちと、他の劇団から来た唯一の部外者である久我は、“「大雪で閉ざされた山荘」という架空のシチュエーションで起こる殺人事件”を描くシナリオのもと、主演の座をかけてぶつかり合う。だが、出口のない密室で1人、また1人と消えていくメンバーたち。演技だったはずの殺人事件が、本当に起きているのだろうか?「全員役者」で「全員容疑者」でもある登場人物たちが、疑心暗鬼になっていく姿に注目だ。WEST. 重岡大毅が映画単独初主演主演を務めるのは、WEST.のメンバーとして活動しながら、『禁じられた遊び』など数多くの映画やドラマに出演している重岡大毅。映画単独初主演となる『ある閉ざされた雪の山荘で』では、原作からはキャラクター性の異なる主人公を演じる。また、劇団水滸のメンバーとして中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗らが出演する。久我和幸…重岡大毅オーディションに参加する俳優の7人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”の男。中西貴子…中条あやみ役を奪われた女優。田所義雄…岡山天音こじらせ怪優。元村由梨江…西野七瀬世間知らずのお嬢様女優。笠原温子…堀田真由勝気なワガママ女優。雨宮恭介…戸塚純貴優しい劇団リーダー。麻倉雅美…森川葵圧倒的天才女優。本多雄一…間宮祥太朗劇団のトップ俳優。監督は『荒川アンダーザブリッジ』の飯塚健監督は、『荒川アンダーザブリッジ』『ステップ』『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』を手掛けてきた飯塚健。密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけて怒涛の展開など、“映像化は不可能”と思われていた『ある閉ざされた雪の山荘で』を、原作者の東野圭吾も「トリッキーな世界観を完璧に成立させている」と言わしめるほど高いクオリティで描き切った。WEST.の楽曲「FICTION」が主題歌に映画『ある閉ざされた雪の山荘で』の主題歌は、重岡大毅が所属するWEST.の楽曲「FICTION」。本作のために書き下ろされた楽曲だ。重岡は主題歌「FICTION」のイメージについて、「何かこうハラハラドキドキする感覚も楽曲にあるし、スピード感だったりとか、深みもあるし。あとやっぱ散りばめられた歌詞が、本当にこの映画とリンクするものだから。それこそこの映画もそうだけど、飽きさせない音楽になっているなっていうのは思うかな。かっこいいっす。シンプルに。」とコメントを寄せた。映画『ある閉ざされた雪の山荘で』あらすじ劇団に所属する役者7人に、4日間の合宿で行われる最終オーディションへの招待状が届く。新作舞台の主演をかけた最終選考でメンバーが“演じる”シナリオは、【大雪で閉ざされた山荘】という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件。出口のない密室で一人、また一人とメンバーたちが消えていく……。果たしてこれは、フィクションか?それとも本当の連続殺人か?演技と嘘、そして隠された過去が交錯する“謎解き”の枠を超えた物語。衝撃の結末が訪れるサスペンス・エンターテインメントの幕が上がる。【作品詳細】映画『ある閉ざされた雪の山荘で』公開日:2024年1月12日(金)出演:重岡大毅、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗原作:東野圭吾『ある閉ざされた雪の山荘で』(講談社文庫)監督:飯塚健脚本:加藤良太、飯塚健音楽:海田庄吾
2023年08月12日