くらし情報『位置情報を用いた次世代の集客施策とは - カギは「オフライン」と「多言語対応」』

位置情報を用いた次世代の集客施策とは - カギは「オフライン」と「多言語対応」

を目指すと宣言しており、今後も訪日外国人数が増加し続けることは確実視されている。

○スマートデバイス端末の普及で進む観光のICT化

こうした見通しの中で、現在、増加する訪日外国人への対応として特に注目されている施策の一つが「観光のICT化」である。具体的には、スマートフォンなどのモバイル端末を利用した観光案内サービスなどが挙げられる。
かつて旅行者は、紙に印刷された地図やガイドブックなどを手に観光地を巡るのが常であったが、現在ではGPSと地図情報を表示させたスマートフォンを手にして観光を楽しむケースが増えている。こうした、テクノロジーの進化に伴って変化する旅行のあり方を見つめ、旅行者にとってより満足感の高い体験をもたらすことが、観光のICT化の目的である。

しかしながら、こういった施策について、訪日外国人をターゲットとした場合、2つの大きな課題が存在する。それは「多言語対応」と「ネットワーク環境の違い」であると、秋本氏は語る。

○観光のICT化に立ちはだかる言語とネットワーク環境の壁
2011年に観光庁が実施したアンケートによると、訪日外国人が困ることとして「言語の違いによるコミュニケーションの壁」

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