iPadを使って「新しい何かを始めよう。」! - アップルのキャンペーンサイトで紹介された作家、Nomocoさんに訊く!!
iPadは本当に「デジタル」という印象で紙とインクで描いているのとは全く違うなと思いました。iPad使って描いたのは、これがほとんど初めてという感じですね。iPadで描いたのは未だ8点とかそれくらいの点数です。
――従来の画材とiPadとの違いはどんなところにあるのだろうか。
Nomocoまず発色ですよね、それとインクと違って乾かす時間がかからないので、頭に浮かんだことをすぐに描いていけるというところです。インクだと塗った時と乾いた時の色が異なるので、大体、こんな感じになるなという予測のもとに描いていくんですが、iPadは見たままの色で仕上がって、絵自体に光を纏っているような印象を受けました。あと、大きな違いはUndoを使ってやり直しができるというところですね。この機能があるおかげで、お試し感覚で描くことができるんです。
失敗を恐れずに作業できるというのはもちろんですけど、脳の思考回路が変わるような、そんな感覚で描けるようになりました。
――お試し感覚でできるということは、偶然の結果を活かすということもありうるかもしれない。Nomoco偶然が作品に発展していくっていうのは、常にそうだなって思います。