iPadを使って「新しい何かを始めよう。」! - アップルのキャンペーンサイトで紹介された作家、Nomocoさんに訊く!!
未だiPadを使うのに習熟していないというのが大きいのですけど(笑)、コントロールがうまく効かなかったりして、シュッと変な線が入ったりするのが、ああ、こっちのほうがいいなってことがありますね。そこの間違ったかなっていう線が、また新しく発展していくかなって。それは水彩やインクで描いている時も同じではあるのですけど。そこは手描きでもiPadでもあまり変わらないです。
――それは、iPadを使うことがインスピレーションを生んだり、アイディアの源泉になるということを意味しているのか?
Nomocoはい、それはあると思います。それとiPadは、機械を使うってことではなく鉛筆を使うとか、指先で描くとか身体感覚が伴って使えるって感じます。発想がそのまま反映されるって言ったらいいのか。それまでデジタル機器は敬遠していて、全部手で作業してて、それが重要だと思っていたんですけど、指先で描いていくうちにデジタルとかアナログだとか関係ないんじゃないかなって発見がありました。
10年とか15年とかずーっと、同じメソッドでやってきたので、ここでは新しい手法を取り入れることで開けたところがありますね。
――制作にはどんなアプリを使用しているのか訊いてみると。