時短勤務で収入の大半が保育費に……それでも仕事を続けたほうがいい理由
そのために国民年金(第3号)となり、健康保険も本人ではないため傷病手当金はありません。しかし、会社によっては、ご主人に扶養手当が支給されるかもしれません。ずっと家にいるのでお化粧代や被服費等がそれほどかからないでしょう。その反対に公共料金は家にいるため高くなります。
ここで忘れがちなのが、子どもにかかる費用です。保育園であれば昼食代やおやつ代は基本保育時間内であれば別途払う必要はありませんが、自宅にいると子どもの昼食代やおやつ代が必要です。また、専業主婦の場合、子どもを習い事に通わせている方が多数で、この費用もかかります。
○一番重要なことは将来を見据えること
「子どもが大きくなったら再就職しよう」と考える専業主婦は多いものです。
しかし、厳しいのが現実で、ブランクがあることに加え、年齢面も問題となることが多く、なかなか正社員での採用は難しいのが現実でしょう。一時は大変かもしれませんが、時短勤務を続ければ、定年まで正社員でいることもできるのです。
子どもが小さいときは短い期間です。生涯獲得収入を考えてみると、圧倒的に時短勤務を続けて正社員でいた場合のほうが有利です。老後の年金も増えます。