ZOTACのGeForce GTX 960最上位モデル「AMP Edition」を試す - 大幅なオーバークロックによるパフォーマンスを確かめる
と温度センサーを利用し、ファン停止の条件を「59度以下、または消費電力が13Wを下回った場合」と設定している。
ディスプレイ出力端子は、DisplayPort、HDMI、DVI-D、DVI-Iの4系統で、4画面出力や、ゲーミング液晶のG-SYNCをサポートする。端子数として見ると、他社製品と比べると少ない部類に入るが、アッパーミドルGPUというGeForce GTX 960の性格を考慮すれば十分だろう。
マルチディスプレイを活用したい場合は、各端子に合わせて液晶ディスプレイ側の接続インターフェースを選ぶとよい。例えばDisplayPortやHDMIしか使いたくないという場合には、本製品は変換ケーブルを併用するか、候補から外れることになるだろう。
カードのサイズは、厚みが2スロット分で、長さが208mmとされている。厚みに関しては完全に2スロットサイズに収まっているため、例えばマイクロATXマザーボードと組み合わせた場合、AMP Editionを2枚用いた2-way SLIが構成可能だ。高さ方向もフルハイトを大きくはみ出すことはないため、ケースのサイドファンなどとの干渉も少ない。
オーバークロックモデルではあるが、補助電源コネクタはリファレンススペックに準じた6ピン×1基。