ZOTACのGeForce GTX 960最上位モデル「AMP Edition」を試す - 大幅なオーバークロックによるパフォーマンスを確かめる
FIRESTORMでオーバークロックすると7000ポイントを超えてくる。ハイエンドGPUのGeForce GTX 980と比較するとFire Strikeで4500ポイントほど(スコアは11500ポイント前後)開きがあるが、アッパーミドルGPUでこれだけ出れば十分と言える。
ハイエンドGPUの目指すところはWQHD(2560×1440ドット)などフルHD超における最高画質、60fps超という世界なので、求めるところも価格帯も異なる。アッパーミドルクラスとなると、手頃な価格で重いFPSタイトルをフルHD、最高画質で30~60fps程度が目安となる。
ではZotac GeForce GTX 960 AMP EditionがFPSタイトルでどのくらいのフレームレートを出すのだろうかを確認しよう。検証に用いたのは現在でも比較的重いFPSタイトルであるバトルフィールド4だ。用いたシーンはキャンペーンのミッション6「TASHGAR」の冒頭シーン。自動進行するシーンで1分間のフレームレートをFrapsから計測した。
フルHDでの計測結果は最高画質で49.572fps、高画質で77.692fps、中画質で110.306fpsだった。