働く人々のうつ病率、日本は10%、韓国は7% ‐ 16カ国中1位は?
を聞くと、73%が「仕事を休んだことがある」と回答。また、休職した場合の平均休職期間は79日という結果となった。
続いて、日本のうつ病経験者を対象に「うつ病に関する認識」について調査を行った。まず「うつ病になっていた時、仕事中に通常よりも頻繁に起こした行動」を尋ねると、「単純な仕事を完了するのにいつもより時間がかかる」(43%)、「いつもよりミスが多くなる」(37%)が上位にあがった。このことから、自分のパフォーマンスが低下していることを実感している人が多いことがわかる。
「一般的にうつ病に関すると考えられる特徴や症状」については、「気分の落ち込み、悲しい気持ち(もの悲しさ)」と回答した人が73%で最多。次いで「睡眠障害、不眠症」(55%)、「日々の活動に対する関心の喪失」(53%)、「集中力の低下」(38%)、「理由もなく泣きだす」(37%)があがった。一方で「物事を決められない」(17%)、「忘れっぽい」(8%)といった症状をあげた人は少ない傾向にある。
そこで「実際にうつ病になった時、どのような経験をしたか」を聞いたところ、「気分の落ち込み、悲しい気持ち(もの悲しさ)」(88%)