心理学的に見て、ソフレにはどういう相手が最適なの?
ですが、本当は相手がどこかに行ってしまうのではないか、自分は愛されるに値しないのではないかという不安が強くあり、相手に執着するタイプなんです。こういうタイプは、ソフレの相手には向きません。恐らく、最初はソフレという地位で安心していても次第に相手を独占したくなってくるはずです
○相手に尽くすタイプの人を選ぶのはいいかも
ほかにも、自分の欲求をみたす相手という意味ではアガペとよばれる恋愛スタイルの相手がいいでしょう。ジョン・アラン・リーというカナダの心理学者が、恋愛のスタイルを6つに類型化しています。一般的にはリーの色彩理論とよばれる恋愛スタイルの分類です。その6つとは、ルダス、プラグマ、ストルゲ、アガペ、エロス、マニア。一つひとつの説明は別の機会にゆずるとして、アガペとは愛他的な愛。つまり、相手の利益を考え、自分自身を犠牲にすることをいとわない恋愛スタイルです。
具体的にいえば片山恭一さんの『世界の中心で、愛をさけぶ』に登場する主人公の朔太郎が、このタイプ。恋人アキのために自分のことは顧みず、相手に尽くすタイプです。ソフレは恋愛ではないわけですが、こういうタイプの相手をソフレにすれば、自分の欲求をかなえようと献身的になってくれるかもしれません。