「Cintiq Companion2」で"iPad画家"・山岡セイコウが超リアルな薔薇を描く - 大型サイズの旧機種と比較
本体を起動して最初に驚いたのは、画面の美しさです。「Cintiq 21ux」では画面に近づくと多少ジャギーを感じましたが、「Cintiq Companion2」では全くジャギーが気にならず、高精細な画面にため息が出たほどです。制作において解像度の高さは非常に重要ですし、モチベーションアップにもつながるため、大変魅力的に感じました。描画スピードも、手を動かした後に遅れて線が描画されるようなことはなく快適です。「Cintiq 21UX」に比べ画面が小さい分、拡大縮小をする頻度は多かったように思いますが、そのほかに工程に対する大きな違いはありませんでした。
○小型機ならではの脱着式スタンド
普段は仕事で大型の液晶ペンタブレットを利用していて、2台目を検討している……という方であれば、一番大きな相違点と感じられるのがスタンドかと思います。私がメインで使っている「Cintiq 21ux」は画面とスタンドが一体となっていますが、「Cintiq Companion2」には、簡単に取り外しができる13インチ機種用の脱着式スタンドが付属しています。(※編集部注:同時期に発売された最新機種の大型機「Cintiq 27QHD」