「Cintiq Companion2」で"iPad画家"・山岡セイコウが超リアルな薔薇を描く - 大型サイズの旧機種と比較
はスタンドなしでの利用も可能になったが、基本的に同社の大型液晶ペンタブレットはスタンドとセットで販売されている)
「Cintiq Companion2」の脱着式スタンドは、スタンドを使わない状態を「0」とするなら、3段階の角度をつけて作業を行うことができます。私の場合、あまり画面を立たせてしまうと、手が安定せず疲れてしまうため、わずかに立たせた1段階の状態にして描きました。iPadで絵を描く時はスタンドを使わず描くことも多いのですが、長時間描いていると首が疲れたり、肩コリになったりするので、やはり多少立たせた方が描きやすいですね。
ただ、一点気になったのは、脱着式スタンドは、大型機の可動式スタンドと比べると設定できる角度に限りがあるなど、あくまで補助的な物であるように感じられたところです。装着の手順は溝に差し込むだけと簡単で扱いやすいのですが、アクセサリとして大型機のように角度も細かく設定できるものが出てくると嬉しいですね。
●「Cintiq 21UX」にはなかった便利機能とその感触は?
○ファンクションキーを活用
本体左側には複数のファンクションキーが付いており、取り消しや保存、ブラシサイズの変更、手のひらツールなど、基本的な操作を登録することができます。