2015年3月12日 05:30
インドネシアのうどん事情 - 鶏だしに生唐辛子かけ放題、あのグルメも人気!
そして3月現在では、16店舗を経営するまでに拡大した。
○濃厚鶏だしに肉団子がど~ん!
そんなインドネシアではイスラム教徒も多い国民性に配慮し、原料に豚やアルコールを使用しない商品を開発したそう。特に人気なのが、鶏でだしをとったこってりスープに鶏の肉団子を添えた「鶏白湯うどん」や、甘辛く炊いた肉がトッピングされた「牛肉うどん」などである。また、スパイシーな料理を好む現地の人に合わせて、より辛い"チャベ"と呼ばれる生唐辛子を無料でサービスしている。
○天ぷらなどの丼も人気
前記の通り、米食文化のインドネシアのニーズに合わせて展開しているのが"丼"だ。供給状況に応じて、日本の米に比べると細長でサラッとしたカリフォルニア米やインドネシア産ジャポニカ米を用いている。丼はすき焼きやビーフカレー、天ぷらなどがあり、天ぷらの衣は現地の人の好みに合わせて、日本よりクリスピーに仕上げている。
「現地の全ての方にうどん、天ぷら、そして日本食のおいしさを知っていただき、うどんがインドネシアの国民食になることを目標に日々努力しています」と同社マーケティング部の阿萬典子さんは言う。
インドネシア色に染まったうどん、どんな味わいなのかぜひ現地で試していただければと思う。
※記事中の情報は2015年3月取材時のもの。メニューは変わる可能性があります
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