くらし情報『問答無用でかみつく"危犬"のマル住職、実は"リア住"顔負けの禅宗僧侶だった』

2015年3月20日 06:00

問答無用でかみつく"危犬"のマル住職、実は"リア住"顔負けの禅宗僧侶だった

○"ふてぶてしい性格"なのはご愛嬌

「一般的に、修行道場で3年間過ごせば臨済宗の住職資格が得られるということで、5年ほど前に『マル住職』に任命したんですが、人に愛きょうをふりまいたりこびを売ったりすることなく、問答無用で相手に突っかかっていくところが禅宗僧侶らしいと評判いただいております。確かに、一緒に座禅していても読経していても住職然とした態度で、"リア住"(リアル住職)顔負けです」。

深野住職いわく"ふてぶてしい性格"のためか、時には相手にかみつくこともあるため、マルの横には「危犬!(キケン)」「問答無用かみつきます」などの看板が設置されている。それでも「果敢に禅問答を挑む者は後を絶ちません」と深野住職が言うように、マルとの触れあいを楽しんでいる人は多いようだ。

とりわけ、facebookやtwitterのアカウントを取得し、マルの目線で情報発信するようになってから、マルの注目度が高まっている。また、山口新聞や朝日新聞などからの取材で掲載されたニュースが台湾でも人気になったとか。そこで、「ただ人気を取るだけではおもしろくない」とSNSでは禅語をもじるなどの工夫をこらしながら、中国語の繁体文字で投稿していたことがさらに評判となり、独自目線でマルを紹介する台湾メディアまで出てきたという。

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