海外モバイルトピックス (87) ブランド時計が続々参入、2015年はスマートウォッチブームがやってくる?
このようなファッションブランドのスマートウォッチは、スマートフォンと連携できるIT機器として販売されるのでは無い。おしゃれな腕時計として販売され、時間を見るという機能にプラスしてスマートフォンとの連携機能もアピールされるのである。販売先も家電量販店ではなく、ブティックやアクセサリ店など従来のスマートウォッチとは全く異なる展開となるだろう。
今はスマートフォンは誰もが持つ製品となり、スマートフォンメーカー各社も買い替え需要を促そうと新製品を定期的に投入している。だが一度買ったスマートフォンを買い替えるのは通常2-3年先となるだろう。そこでスマートフォンと連携できるアクセサリとして、スマートウォッチの開発・販売を各社強化している。
しかしIT機器としてスマートウォッチを販売するだけでは、一般消費者の目を向けさせるのは難しい。一方、ファッション感覚でアクセサリのようにつけられる製品であれば、スマートフォンとの連携を抜きにしても多くの消費者が興味を持つようになるだろう。
現在は大手スマートフォンメーカーが自社ブランドとしてスマートウォッチを販売しているが、2015年にはファッションブランドなどとのコラボが急激に進むかもしれない。