"ぬるめ"のお茶を淹れられる新「お茶プレッソ」 - 画期的な湯ざまし機能で飲み心地まろやか
ぬるめを選択した場合にも、温茶と同様、いったん水を約100℃まで沸騰させてカルキを抜く。そのあと、冷却ファンで風を当てる「空冷式」で70℃まで湯を冷ます仕組みだ。70℃まで冷ますことを考えると、お茶を淹れるのに時間がかかりそうなものだが、湯をお茶容器へ移動させながら冷やすので、温茶と同じ時間でお茶を淹れられる。
TE-TS56Vはお湯を沸かすタンクの容量が560mlと従来モデルの420mlより140ml多い。560mlとは、大きい湯呑みで約4杯分、小さい湯呑みで約8杯分に相当する。湯ざまし機能を搭載したことで、本体サイズはW23.3×D22.5×H29.6cmと、従来モデルよりもひと回り大きくなったが、そのぶんをタンク容量に活かしたかたちだ。
そのほか、使い勝手に配慮してブラッシュアップを図った。TE-TS56VとスタンダードモデルのTE-GS10Bのいずれも、前面パネルと茶臼のセット箇所に帯電防止樹脂を練り込んである。
従来モデルでは、静電気でお茶プレッソ本体に茶葉が付着することがあり、改善を望む声も多かった。帯電防止樹脂を採用することで、こうした茶葉や粉末茶が付着するのを軽減できる。