"ぬるめ"のお茶を淹れられる新「お茶プレッソ」 - 画期的な湯ざまし機能で飲み心地まろやか
また、茶臼やお茶容器に設けられた茶葉の投入口を大きくし、茶葉や粉末茶を入れやすくした。上位モデルのTE-TS56Vでは、湯呑みを置く台と、その下にセットするトレイを取り外して丸洗いできるようになるなど、手入れのしやすさも向上している。
○お茶文化を盛り上げていきたい
新製品発表会に出席した、シャープ 執行役員 健康・環境システム事業本部長の沖津雅浩氏は、2015年夏からTE-TS56Vを北米でも発売すると表明。「近年、北米でもお茶を愛飲する人が増えている。お茶プレッソとともに、日本のお茶文化そのものを輸出していきたい」と語った。ちなみに、茶道を意味する"Tea Ceremony"をもじって、北米では「Tea-Cere(ティー・セレ)」のブランド名で販売するという。
シャープ 健康・環境システム事業本部 調理システム事業部 副事業部長兼商品企画部長の田村友樹氏は、お茶プレッソの製品企画と開発を担当している。「初代お茶プレッソのユーザーにアンケート調査を行ったところ、35%の人が茶葉の購入量が以前の2倍以上になったと答えている。
お茶を粉末にして丸ごと摂取するお茶プレッソでは、急須でお茶を淹れる時の1/3しか茶葉を使わない。