2015年3月27日 15:32
セキュリティで考える法人PCの選び方 (3) 確実な本人認証と高い利便性、低コストかつスピーディーな導入を実現する生体認証ソリューションとは?
もちろん日々情報漏えいリスクに晒されている企業経営者にとってもセキュリティの強化施策として検討してほしい。
このように、「SMARTACCESS」の利用に加え、通常、企業が独自に認証サーバを立ち上げるとなるとかなりのコストと時間がかかるが、アプライアンス型の「Secure Login Box」であれば低コストかつスピーディーな導入を実現する。
富士通 ユビキタスビジネス戦略本部 先進開発統括部の鈴木誠氏は、「Secure Login Box」に格納される認証データには、一般的に解読不可能とされるレベルの高度な暗号化が施されています」と強調する。
さらに「Secure Login Box」は、手のひら静脈、指紋、FeliCaと異なる認証が混在していても使えるので、現在、既にFeliCa認証で運用している企業であれば、段階的に手のひら静脈認証を導入するというスモールスタートができ、全社導入に向けて順次切り替えていくといった現実的な導入も可能だ。
「Secure Login Box」は2台1セットを基本構成とし、冗長化と負荷分散を実現している。標準で3000ユーザーまでに対応、本体を追加すれば最大6000ユーザーまで登録することができる。