短期集中連載「Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第21回) - 「Project Spartan」搭載のビルド10049登場
2015年3月30日(現地時間)、MicrosoftはWindows 10テクニカルプレビュー ビルド10049をリリースしたことを公式ブログで明らかにした。高速リングを選択しているプレビュー環境を対象とし、小さな改善と修正を加えているが、最大の特徴は「Project Spartan(開発コード名)」を搭載した点である。今回は次期標準WebブラウザーとなるProject Spartanの特徴を中心に、ビルド10049の変更点を紹介しよう。
○Webページに直接書き込むWeb Note機能
そもそもProject SpartanとはHTML5を核としたモダンなWeb技術に追従するため、再構築したWebブラウザーである。過度に拡張したInternet Explorerは互換性維持のため残し、新たなHTMLレンダリングエンジン"Edge"と共にWeb UX(ユーザーエクスペリエンス)の変化を目指すものだ。MicrosoftのOSG(Operating Systems Group)担当CVPであるJoe Belfiore氏は、別の公式ブログで、「Webページに焦点を当てた最新式のWebブラウザー」