キャリアななめ斬り! (52) 「よりまし」を選ぶ選挙
これまで試みられた他の形態を除いては」という言葉の意味をふと思い出す。「よりまし」な方に投票することが必ずしも良いことかと問われれば、そうとも言い切れない。しかし、投票しないことがベストの選択かと問われれば、それだけはないと断言できる。
いま世界中で民主主義や民主政治が劇的に変わろうとしている。日本はまだまだ「よりまし」なのかもしれないが、民主主義というのは、かくも面倒くさい制度なのだ。
「最悪な事態にならない」ことを願いつつ投票には必ず行こうと思う。
<著者プロフィール<
片岡英彦
1970年9月6日東京生まれ神奈川育ち。京都大学卒業後、日本テレビ入社。
報道記者、宣伝プロデューサーを経て、2001年アップルコンピュータ株式会社のコミュニケーションマネージャーに。後に、MTVジャパン広報部長、日本マクドナルドマーケティングPR部長、株式会社ミクシィのエグゼクティブプロデューサーを経て、2011年「片岡英彦事務所」を設立。(現 株式会社東京片岡英彦事務所 代表取締役)主に企業の戦略PR、マーケティング支援の他「日本を明るくする」プロジェクトに参加。2011年から国際NGO「世界の医療団」の広報責任者を務める。2013年、一般社団法人日本アドボカシー協会を設立代表理事就任。