くらし情報『巨人Intelに挑め! - 1GHzを突破せよ (6) 番外編 - CPUコアのコードネーム』

巨人Intelに挑め! - 1GHzを突破せよ (6) 番外編 - CPUコアのコードネーム

因みに、K7後のK8コアのコードネームはHammerシリーズ(Slegehammer、Clawhammerなど)には「Intelをぶっ潰す」という思いが込められていた。

ひとつ変わり種は、K6-IIIのSharptoothだ。これは当時はやっていた映画のJurassic Parkに登場するティラノサウルスの名前だった。このころAMDのCPUには3Dグラフィックの処理を向上するためのSIMD拡張命令3DNowが搭載され、確かPCゲームのJurassic Parkをテーマにしたタイトルがこれに対応し、Comdex Showでデモを行った覚えがある。

著者プロフィール

吉川明日論(よしかわあすろん)

1956年生まれ。いくつかの仕事を経た後、1986年AMD(Advanced Micro Device)日本支社入社。マーケティング、営業の仕事を経験。AMDでの経験は24年。
現在も半導体業界で勤務。
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