くらし情報『2015年度、「円安」はどうなる!? 水上紀行氏「"1ドル=160円"も現実的」』

2015年4月7日 11:00

2015年度、「円安」はどうなる!? 水上紀行氏「"1ドル=160円"も現実的」

2015年度、「円安」はどうなる!? 水上紀行氏「"1ドル=160円"も現実的」
昨年2014年は1ドル=120円まで円安が進行。1ドル=78円近辺だった2012年が嘘のようだ。「1ドルがいくらかなんて、海外旅行にいく時ぐらいしか気にしない」という方もいるだろうが、今はそうも言っていられない状況にある。

一部資産家には「日本の円は価値がどんどん安くなっているから、今のうちに資産をドルに換えておこう」などの動きがあるのも事実。今の円安状況の重大性に気づき、いち早く動いている人もいるのだ。

そして「今の円安と昔の円安を同じように考えていると、痛い目を見ます」と警鐘を鳴らすのは水上紀行氏。為替ディーラーとして「プラザ合意」の時代も経験した、業界歴30年以上のバーニャマーケットフォーカスト代表 水上氏に「日本の円」が今どのようになっているのか、そして2015年度以降はどうなっていくのか、解説していただいた。

○2014年度も大きく「円安」が進行、なぜ円安は止まらない?

「2014年は何といっても大きく円安に動きました。
円安をリードしている原因のひとつには実需取引の影響があります」

と水上氏は語る。実需取引というのは輸入企業が海外の企業へ支払いをするために、円資金をドルなどの外国通貨に両替すること。

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