2015年4月9日 20:53
NTTぷらら、「ひかりTV」で4K攻勢を加速 - 4K見逃し放送や4K-IP放送を国内で初めて開始
でも、放送後の見逃し配信を実施。撮影はすべて4Kで行われ、テレビではフルHD放送だが、ひかりTVでは4Kで配信する。
ほかにも、ぷららTVとしては初めてナショナル ジオグラフィック チャンネルと共同でドキュメンタリー番組を4Kで制作。高輝度青色LEDの発明でノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏の密着ドキュメントを4K-VODで配信する。ハリウッド映画の『ANNIE』、ライブショーの「ウルトラマンヒーローズ THE LIVE アクロバトルクロニクル 4K」なども用意。幅広いコンテンツで利用者拡大を図る。
4Kコンテンツ拡大に向け、新たな仕掛けも行う。これまで、映像制作はプロフェッショナルが集団で行うものだったが、YouTubeのように個人が撮影したものでも「結構いいものがある」(板東社長)。
これに近い仕組みを作ろうというのが新たな取り組みだ。
メーカーから4Kカメラや編集機材を借り、これを映像制作の専門学校生に提供して4Kコンテンツを制作してもらう。この映像をぷららや映像の専門家が評価して優秀作を集めたコンテストを実施。特に優れたクリエーターには「ひかりTVドリーム」と呼ばれるクラウドファンディングで映像制作の支援を行って、最終的にはひかりTVでの配信も行う。