2014年10月8日 13:00
どこでもサイエンス (35) 祝・日本のお家芸・青色LEDがノーベル賞
日本のお家芸・青色LEDの発明が、2014年のノーベル物理学賞に決定しましたー。受賞者は、赤崎勇さん、天野浩さん、中村修二さんの3人でございます。いやー、めでたい!今回は、サクッとこの受賞についてまとめておきましょう。
ノーベル物理学賞といえば、物理学の研究成果学について、いちばん有名な賞ですね。ノーベル賞の楽しみ方については、前にもこのコーナーでもご紹介しております。ともかく取れたらすごいってことです。日本人ではじめて湯川秀樹さんがノーベル賞を取った後に、大阪のおばちゃん御用達の「あめちゃん」を作る飴屋さんが「ノーベル」という名前のブランドをつくったくらい、インパクトが大きかったですな。
さて、そんなノーベル物理学賞、2014年の受賞は、日本のお家芸、青色LEDの発明に贈られることが決まりましたー。
パチパチパチ!赤崎さん、天野さん、中村さんの3人で賞金は三等分だそうでございます。
赤崎さん天野さんは名古屋大学の師弟で、このうち天野さんはなんと学生の時にとりくんで成功させた基礎研究が評価されてのノーベル賞です。天野さんは知っている人によると「そんな偉い先生とは知らなかった」という感じの人だそうで、ノーベル賞委員会、よくぞ天野さんの実績を評価したよね! という感じですな。