男性目線では見つからない答えがそこにある? - 女子大生が考えたウェアラブルデバイス
ウェアラブルデバイスといえば、今一番ホットな「Apple Watch」を最初に思い浮かべる人が多いだろう。もしくは、少し前に話題になったGoogleのメガネ型デバイス「Google Glass」かもしれない。
これらのデバイスは、人々が身につけている既存のアクセサリーをデジタル化するイメージが強いだろう。実際に製品を販売しているメーカーも、Appleやサムスン、LG、ASUS、そしてソニーなどのPCやスマートフォンメーカーがずらりと並ぶ。
しかし、リクルートテクノロジーズのITソリューション統括部 アドバンストテクノロジーラボ 塩澤 繁氏は、こうした流れに異を唱える。
「現在、販売されている多くのウェアラブルデバイス、IoT端末は男性目線で作られている。"これがあれば何ができるのか"といった機能ばかりにフォーカスしてしまい、市場の半分を占める女性の目線がなかった」(塩澤氏)
そこでリクルートテクノロジーズは、現役女子大生とコラボレーション。講談社の理系女子応援サービス「Rikejo」とタッグを組む事で、こうしたテクノロジーにも明るい女性の知見を活かしたウェアラブルデバイス開発に取り組んだ。