iPhoneをこんな風に使ってます - 売っても買っても楽しめるフリマアプリ『Fril』編 その1
アプリのメジャーアップデート前には本番と全く同じ環境をスタッフのスマートフォンにインストールし、実際に使ってバグを検証する工程を欠かさないそうです。
○オークションとは文化が違う「フリマ」のユーザー
これだけカスタマーサポートスタッフを充実させているのは、毎日数百件にのぼるユーザーからの問い合わせに対応するため。アプリの操作方法だけでなく、商品が届かないといった取引上の問題についても問い合わせが寄せられます。ただ、こうした問い合わせは当初から織り込み済み。サポートの充実もそれを見越した対策と言えます。また、トラブルをどう防ぐかについては、サービスの設計段階から慎重に検討されてきました。
堀井さん 「フリマアプリは個人と個人がやり取りするため、お金のやり取りが一番のネックになります。先にお金を振り込むと商品が届かないケースも出てくると思ったので、いったんは私たちがお金をお預かりし、商品が届いた時点で出品者に振り込まれるという仕組みにしました」
便利な機能を増やしていくばかりではなく、ユーザーテストで挙がった声に対する細かい配慮も行っています。
例えば、「何を売っているのか友達に知られたくない」