「Xperia Z4」は、グレートインパクトはないが着実な進歩が見られるスマホに
しかし、Z4ではメインカメラよりも、自分撮りのためのサブカメラの進化が光る。映像素子が約510万画素にパワーアップしたのに加えレンズが25mmという広角になったために、より広いエリアを撮影できるのだ。これは背景を入れた撮影や、多くの人を入れて写真を撮影したい場合に便利そうだ。
●Z4はXperia Zシリーズのターニングポイントに
○グレートインパクトはないが
Z4は順当にCPUなどの基礎体力を強化したという印象で、実に快適に使えるのだが、スマホマニア的な人には、さほど大きいインパクトはないかも知れない。
個人的には、AV機能が今まで以上に磨き込まれ、ソニー的になっているという印象がある。ソニーの最新技術であるLDACに対応したことなどはナイスだ。
そんなLDACもいいが、イヤフォンの自動最適化技術を搭載したことは、より重要なチェンジだ。ハイレゾオーディオなどは、まだまだオーディオ好きの人を中心に注目されているものであり、多くの人にとっては「ハイレゾはいらん」というような風潮がないではないので、普通のユーザーがよりいい音を聴けるようにした意味は大きいと思う。
より多くの人のためのスマホとして生まれ変わったZ4はXperia Zシリーズの大きなターニングポイントになるかも知れない。
(記事提供: AndroWire編集部)
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