2015年4月22日 17:52
「ファンは最終手段だった」 - 担当者に聞く「m-Stick」新モデル開発の裏側
64GBモデルの購入を検討しているユーザーは早めにチェックした方がいいだろう。
続く2015年3月27日には、グループ会社のユニットコムからもWindows 8.1搭載のスティック型PC「Picoretta」が発売された。この製品の設計・開発もマウスコンピューターが行っている。
「Picoretta」は、基板を覆う大きなヒートシンクを採用する。そのため「MS-NH1」よりも一回り程度大きく、重量も約1.5倍となるが、冷却能力は向上する。小型軽量モデルがよければ「MS-NH1」、本体サイズや重量よりも冷却能力が重要なら「Picoretta」と用途に合わせて選択できる。
○いよいよファン付きモデルが登場
そして2015年4月1日、筐体にファンを搭載した「MS-PS01F」が発表された。「MS-PS01F」では、ファン搭載に向けて筐体を新たに設計した。
こちらもファンがある分、筐体のサイズは大きくなるが、ファンの冷却によりパフォーマンス向上が見込まれる。
「ファンは最終手段だろうと考えていた」と平井氏。ファンによる効果は想像しやすい。開発でもまずファン付きが検討されたが「何でもファンを付けたらいいというのは、技術的に負けなので、何とか手はないかと考えた」