くらし情報『「ファンは最終手段だった」 - 担当者に聞く「m-Stick」新モデル開発の裏側』

2015年4月22日 17:52

「ファンは最終手段だった」 - 担当者に聞く「m-Stick」新モデル開発の裏側

が無効で、GPUクロックは646MHzに固定されている。続いての「X18T」は2014年末からサポートページを通じて公開されたCPU性能を重視するバージョン。IBTを有効とし、GPUクロックを313MHzに落としている。最後の「A06」はIBTが無効で、GPUクロックは646MHzに固定と「A05」と同じように見えるのだが、平井氏によると「A06」CPUのステート管理を変更し、同社が「T2」と呼ぶCPUステートが加えられたのだという。

次のグラフは「ぎりぎりコマ落ちしない程度」のフルHD動画を再生した際の、CPUやGPU、CPU温度の推移を示したものだ。青い線で示されたCPUクロックの動きをみると、「A05」では上限の1.33GHzとアイドル時の500MHzの間で頻繁に線が上下しているが、「A06」ではクロックの上がる頻度が抑えられている。その分発熱しにくく、マージンが確保できる。「A06」は64GBモデルの投入と同時に採用したバージョンだが、検証が済み次第、初期に出荷された32GBモデル向けにも提供を予定する。


また、「Picoretta」と「MS-PS01F」はともに「09」というバージョンのBIOSを採用するのだが、ここでも違いがある。

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