エミレーツ、ロールス・ロイスとA380用エンジンで契約--過去最大の92億ドル
に取り組む同社の姿勢には、いつも大きな刺激を受けています。その性能向上の成果が、今回のエアバスA380型機50機の搭載エンジン選定における決定的要因となりました」とコメントしている。
欧州指折りの経済コンサルタント会社であるフロンティア・エコノミクスの調査によると、2013~2014年のエミレーツによるエアバスA380型機の購入は、英国で7,000の雇用を創出し、GDP換算で6億3,000万ドル(5億9,500万ユーロ)に相当するという。EU全体では、エミレーツによるA380機140機の発注が4万1,000の雇用に貢献したと試算しており、これはGDP換算で36億ドル(34億ユーロ)に相当する。
エミレーツはエアバスA380型機を最も多く購入している航空会社で、同型機はエミレーツの成長戦略の中核を担っている。これまで発注した140機のうち、現在60機が運航中で80機が受領待ちとなっている。2008年の導入以来、エミレーツのエアバスA380型機を利用した乗客は3,600万人を超えている。エミレーツは現在、英国からドバイに1日16便を運航しており、そのうちロンドン・ヒースロー空港発の5便、ロンドン・ガトウィック空港発の2便、そしてマンチェスター発の2便の計9便が、エアバスA380型機によるフライトとなっている。