エミレーツ、ロールス・ロイスとA380用エンジンで契約--過去最大の92億ドル
ロールス・ロイスのジョン・リシュトン最高経営責任者(CEO)は、「この30年間のエミレーツの躍進には、目を見張るものがあります。弊社は1996年からエミレーツにエンジンを供給しておりますが、この間、同社の成功に微力ながらでも貢献でき大変光栄に感じております。今回も弊社の技術を信頼いただき、このような過去最大規模の契約を締結できたことを誠にうれしく思います」とコメントしている。
エアバスのファブリス・ブレジエ社長兼最高経営責任者(CEO)は、「今年はエアバスA380型機の初就航から10周年を迎えますが、この間、同型機をエミレーツの成長戦略の中核機材としてご使用いただいたことに深く感謝申し上げます。弊社は、すでに定評のあるエアバスA380型機の経済性をさらに向上させる革新的ソリューションの開発に取り組んでおりますが、同型機は航空輸送量の増加を実現する最善のソリューションとして、これからもますます利用されていくものと確信しています」とコメントしている。