2015年4月24日 10:55
足元で反発がみられる原油価格~持続的な回復に向けた条件とは?~
また、株式市場でも、先行き期待や出遅れ感などからエネルギー株の反発が顕著となっています。
今後の注目材料としては、これまで公平な供給調整を主張して頑なに減産姿勢をとらなかったOPEC(石油輸出国機構)が、6月の定時総会で生産姿勢を変更するかが焦点となっています。また、中東などでの地政学リスクが需給に影響を与える可能性などは、引き続き相場の不安定要因として注視が必要と考えられますが、米国では、夏のドライブシーズン入りとともにガソリン需要が強まると予想されることは支援材料と考えられ、全体として需給改善が鮮明さを増せば、原油価格の持ち直しの動きが進むことが期待されます。
(※上記は過去のものおよび予想であり、将来を約束するものではありません。)
(2015年4月23日 日興アセットマネジメント作成)
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