柔軟なデータ連携と業務フローの可視化で“連帯感アップ”「DataSpider BPM suite」で実現する業務効率化
「そうしたときにアプレッソさんの開発パートナーである大阪エヌデーエスから提案されたのが、SOA(サービス指向アーキテクチャ)のシステム基盤『DataSpider BPM suite』でした。ERPですべての業務領域を包含するのは最適ではないと考えていたので、BPM(ビジネスプロセスマネジメント)を活用し、さまざまなシステムと連携できる基盤を構築する、という提案は魅力的でした」(中島氏)
○作らずにつなぐ「DataSpider Servista」
NDSが採用した「DataSpider BPM suite」は、「DataSpider BPM」と「DataSpider Servista」で構成されている。DataSpider BPMは、社内のあらゆる業務プロセスをモデル化し、適切な承認フローに基づいて自動化するソフトウェア製品である。業務フローのモデリングには、業界標準記法のBPMN(Business Process Modeling Notation)のサブセットを採用。GUIベースなのでドラッグ&ドロップだけで作図できるのが特徴だ。一方、DataSpider Servistaは、異なる形式のデータを、システムの接続方法やフォーマットの違いを意識することなく連携できるソフトウェアである。