柔軟なデータ連携と業務フローの可視化で“連帯感アップ”「DataSpider BPM suite」で実現する業務効率化
を採用した。同会計ソフトと販売管理、購買管理、プロジェクト採算管理、各種管理帳票出力とのデータ連携が容易であることを重要視したのだ。さらに、既存システムで利用している勤怠管理システムや給与管理システムとのデータ連携も、大規模なシステム改修をすることなく実現できることも考慮したという。
○開発からわずか5カ月、短期間でカットオーバーを実現
「DataSpider BPM suite」はコストと製品の安定性といった側面からも、NDSにとって最適解だったと中島氏は語る。冒頭で述べたように、ソフトウェアの受託開発を行うNDSは、ソフトウェア開発のプロといえる。顧客の基幹システム構築をしている立場から、何が無駄なコストや作業となるのかを十分熟知している。たとえば、年に1回しか利用しない機能を最初から作り込むことで、開発が数ヵ月延びるようでは本末転倒だ。つまり、時間をかけるべきところや次のフェーズで追加すべきところの見立てが重要となる。
中島氏は、「コアの部分はきっちり作り込み、機能は必要に応じてブラッシュアップするコンセプトで設計/開発しました」と説明する。ソフトウェア開発のプロ同士がタッグを組んで構築したシステムは、なんと開発からわずか5カ月でカットオーバーした。