2015年4月27日 20:32
「ネット発オリジナルドラマ」増加の理由 - 西田宗千佳の家電ニュース「四景八景」
は約141万人とHuluよりさらに多い。これらのサービスはエイベックスとの合弁事業であり、携帯電話事業者以上にエイベックスが主体となって運営されている。契約者は多いものの、特にdTVについては、過去2年間にわたって伸びが止まっており、サービス利用率も高くはない、と言われている。Huluとの競争は、数字の差ほど楽観できる状態ではない。
エイベックスの方針もあり、特にdTVでは、前身であるBeeTV・dビデオの時代から、オリジナルコンテンツの制作に力を入れている。4月2日に開かれた会見では、夏に公開が予定されている実写版『進撃の巨人』のスピンオフ作品を、同時期にdTVで展開することが発表された(写真)。現在も、いくつものオリジナルドラマ・バラエティが公開中だ。
これまでは残念ながら、オリジナルコンテンツがサービス加入の強い誘因力を持たなかった。
しかし、dTVからはスマホ視聴に加え、テレビでの視聴機能が強化され、より「テレビ的」なサービスになる。となると、「見知った映画やドラマ」だけではなく、新たなコンテンツへの誘因効果が高まるのではないか……という期待があるようだ。
そしてもちろん、「独自コンテンツ」