【LiveWorx 2015】「飛行機の搭乗券が使えたところで何なんだ」 - 米Apple共同創業者のスティーブ・ウォズニアックが語るApple Watch
(ウォズニアック氏)
○Apple Watchのメリットは?
最近のITのトピック、とりわけ古巣のAppleでは、発売されたばかりのApple Watchが今一番ホットといってもいい。これについて尋ねられたウォズニアック氏は「最近は色んなアプリを試してくれと言われたり、Apple製品もよく試すよ」と語りつつ、「Apple Payや飛行機の搭乗券がWatchで使えたところでどうなんだと思った」と発売前に抱いた正直な感想を口にする。
理由としては、いわゆる時計型のウェアラブルデバイスをいくつも保有しており、それと機能的に大差ないApple Watchでは何も変わらないのではという思いを抱いたようだ。
ただ、「音楽にも言えることだけど、実際に曲を自分で聞いてみないと、その曲がいいかどうかは判断を下せない。実際にApple Watchを使ってどう思うかが重要だ」とも話す。具体的な明言は避けたものの、人それぞれが自分でApple Watchに触れることで、製品の本質に何を求めるかを(直感で)感じてほしいというメッセージを送ったようだ。
●次世代のエンジニアに伝えたいこと
ハッカソンで審査員を務めたウォズニアック氏はエンジニアへ、どのように仕事に取り組むべきかを、自身の経験を交えて話す。