くらし情報『免疫系で細胞結合のための分子スイッチとなるのが「シアル酸」 - 京大』

2014年2月4日 17:47

免疫系で細胞結合のための分子スイッチとなるのが「シアル酸」 - 京大

ヒトではCMAH遺伝子が欠損しており、N-グリコリル型のシアル酸を生合成できないと共に、ヒトは上述のシアル酸分子種を介したリンパ球の活性化を制御できないとする。このCMAH遺伝子欠損はチンパンジーとの分岐後に起こったもので、ヒトに特徴的な性質だ。

その事実から、今後は、CHAH遺伝子欠損マウスをよりヒトの状態を反映できるモデルマウスとしてとらえ、ヒトの免疫制御に結びつける研究を行っていく予定とした。

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