新生銀行連結子会社、海外投資家向けローン開始--東京都の不動産購入が可能
新生プロパティファイナンスでは、香港の顧客向けに英語対応可能な専門デスクを設置し、日本語・英語のバイリンガルスタッフによるサポート体制を用意し、顧客に安心して利用してもらえる環境を整えたという。
近時の円安や2020年に開催される東京オリンピックなどを背景に、日本の不動産に対する海外からの投資は近年増加しており、特に東京は投資対象として注目されているという。新生銀行は、東急リバブルを含む日本・香港企業による共同出資を受けて、香港において資産運用サービス専門の銀行、Nippon Wealth Limited, a RestrictedLicence Bankを2013年8月に設立、2015度上期をめどに資産運用を中心とした業務の本格的な開始に向けた準備を進めているという。このため、新生銀行、東急リバブル、東急住宅リースでは、香港在住の顧客による東京の不動産市場への円滑な投資をさらに戦略的に支援することを目的として、新生銀行の主要なグループ会社の1社である新生プロパティファイナンスが持つ不動産担保融資事業での高い専門性を活用するとともに、東急リバブル、東急住宅リースとの提携により販路を強化した形で同商品の取り扱いを開始したとしている。