くらし情報『「今さら聞けない ! 」マーケティング担当者のためのアドテクノロジー (7) DMPは魔法の箱ではない』

2015年5月13日 08:00

「今さら聞けない ! 」マーケティング担当者のためのアドテクノロジー (7) DMPは魔法の箱ではない

DMPは、上記の通り、さまざまなデータを集約・統合できることから、ユーザーインサイトの強化も期待されていますが、そのためには集約・統合したデータを分析・分類する必要がでてきます。

例えば、同じプロモーションでサイトに訪れたユーザーであっても、訪問時の行動に大きな違いがある場合はセグメントを分けるなど、細かな分析・分類を行います。これにより、ユーザーインサイトの理解に繋がるほか、ターゲティングの精度向上も実現します。

3. 入力・活用

DMPにおいて作成したセグメントは、DSPと連携することで広告配信に活用できます。

従来のターゲティング手法は、各DSPでターゲティングルールを設定し、個別に運用を最適化する必要がありました。しかし、DMPと連携することにより、企業側でセグメントを作成・管理することができるため、例えば、同一のセグメントがDSPごとにどのように反応するか、というテスト運用が可能となります。

また、DSPに限らず、自社サイトでのLPO(Landing Page Optimization) や商品情報のレコメンデーション、メール配信における訴求内容の変更・配信時期の判断情報としても活用できるのです。

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