洋楽人気対決 - 【全曲動画付き】エアロスミス ベスト13 - 短コメントあり
○ブラッド・ウィットフォードと同年生まれは
1952年生まれのミュージシャンは僕の興味の及ぶ範囲(極めて狭い)ではKISSのポール・スタンレー一人だけだった。一つ下の1953年では、チープ・トリックのロビン・ザンダー、1953年1月23日、シンディ・ローパーが1953年6月22日だった。
○とにかく重厚なサウンド、不安感を煽るリフが素敵だ
僕が初めてエアロスミスを聴いたのは1976年だった。ロックスの「ラスト・チャイルド」がシングルカットされて、AMラジオの電リク(当時、文化放送で平日夕方18時頃にやっていた「電話リクエスト番組」、うろ覚えです)でヘビーローテーションで流れていたのだ。なんという、カッコよくて不安感を誘うイントロ、キレキレのシャウトヴォーカルが怖くなったものだ。そしてクライマックスのギターソロ、マイナースケールに時折被さるメジャーのフレーズが過去に聞いたことのないロックだった。
すぐさま「ロックス」を買ってきて三日三晩聞き込んだ。なんという重いサウンド……。
1曲目のバック・イン・ザ・サドルも緊張感あふれるイントロで打ちのめされた。当時クイーンは「オペラ座の夜」もリリースして、ボヘミアン・ラプソディで強烈な存在感を放っていた。