くらし情報『クリエイターが語る「Photoshopと私」 (10) ライゾマティクス代表取締役・齋藤精一さん』

クリエイターが語る「Photoshopと私」 (10) ライゾマティクス代表取締役・齋藤精一さん

確か、OS Xが出たころでしょうか。とても処理が早くなって、いくらフィルターをかけたとしてもまったく待つ必要がなくなったことを覚えています。ただ、個人的にそういう部分がちょっと寂しかったりもします(笑)

よく使う機能でいうと、最近はPhotoshopとIllustratorを頻繁に行き来して作業するので、パスのままペーストして、ダブルクリックでIllustratorに戻ってもう一度修正できるとか、そういう部分です。いろんな使い方をする「フォトショッパー」がいると思うのですが、僕は一度描いた物を怖くて消せないタイプの人なので、レイヤーがどんどん増えていくんですね。そういう人たちに向けたフォルダ機能やグループ化機能が搭載されて、レイヤーをまとめやすくなり、便利になりました。

――最後に、25周年の節目を迎えたPhotoshopへの激励の言葉をお願いします。

あまりこういうことは言わないようにしているのですが、Photoshopは"ゲームチェンジャー"、つまり、クリエイティブの世界を圧倒的に変えたツールだと思っています。他の業界と比較することもできない事柄ですが、例えばGoogleと同じくらい変化させたツールではないでしょうか。

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