くらし情報『2015年7月1日は8時59分60秒が発生 - 3年ぶり26回目となる「うるう秒」の挿入はなぜ実施されるのか?』

2015年5月15日 19:14

2015年7月1日は8時59分60秒が発生 - 3年ぶり26回目となる「うるう秒」の挿入はなぜ実施されるのか?

Method A:UTCへのうるう秒調整を廃止し、新たな連続時系を導入する
Method B:現行のUTCの定義を維持しつつ、新たに(うるう秒調整を廃止した)連続時系を導入し、2つの時刻系を共存させる
Method C:現行のUTCの定義を変更しない(連続時系を使用する場合の判断方法が複数存在)
Method D:研究の結論が出ていないため、現行のUTCの定義を変更しない

もし、うるう秒が廃止されることが決定された場合、新たな連続時系をどうするか、といったことが議論されることになるとのこと。また、実際にうるう秒の挿入が実施される時期も、数年間の緩和措置がとられることが見込まれるため、早くても2022年以降の実施になるという。ちなみに、うるう秒の挿入は、実施予定日の半年前までに発表する必要があるが、地球の回転が一定でないことから、ある程度データが溜まってこないことには実施を決定ができない(近年は2~3年に1度の頻度だが、1998年に実施後は2005年まで実施されていない時期があった)とのことで、仮に2022年よりうるう秒が廃止となった場合でも、近年の実施間隔からすれば2回程度はまだ挿入される可能性があるという。

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