2015年5月19日 10:27
ワコールが販売員のスキルアップにWindowsタブレットなどを導入
日本マイクロソフトは5月18日、ワコールが店舗販売員のスキルアップを実現するシステムとしてWindowsタブレット、Microsoft Azure、Office 365を採用したと発表した。
ワコールは各店舗販売員にWindowsタブレットを配布するとともに、教育用コンテンツをクラウドサービスの Microsoft Azure上に配置。コンテンツをWindows アプリ、Office 365に加え、ソリマチ技研の接客システム「UNITE-R2 セールスコンシェルジュ」を活用し、以下の取り組みを進める。
ビューティーアドバイザー向けの教育用テキストとカタログの電子化
Microsoft Excelでの教材レイアウト、データ管理
Microsoft Excelによる商品情報の更新作業
Microsoft SharePoint Onlineでの確認テストによる学習状況の追跡調査
SharePoint Onlineによるノウハウ・成功事例などのリアルタイムな情報共有
Windowsタブレット上カタログの接客での活用
ワコールが販売員の教育にWindowsタブレットを採用した経緯には、販売戦略や営業体制を見直し、縮小均衡にある国内のアパレルマーケットを活性化させる狙いがある。