リバウンドを防ぐ整理収納のポイント - 「アクション」を効率化する
片付けの基本として、片付かない理由を正しく理解することの重要性を前回の記事でお伝えしましたが、当然ながら行動が伴わなければ意味がありません。数ある情報の中から取捨選択を行い、自分にとって片付けやすい環境を作ることが重要です。今回は、そのために必要なポイントを2つお伝えしましょう。
○ポイント1: 「アクション」を見直す
アクションとは、必要なモノを収納棚などから取り出したりしまったりする動作のことです。この動作の回数が多ければ多いほど、手間がかかり面倒くさくなる……ということになります。最終的には、モノを元にあった場所に戻さずに、床に直置きしてしまうことになります。
アクションを作り出す原因はたくさんありますが、その1つは分類のしすぎです。では、「分類しすぎ」の家とはどのような家なのでしょうか?
備え付けの家具がアクションを作り出す元凶となっているケースもありますが、実際には、収納作業を行う際に、自分自身がモノを細かく分類しすぎていることが大きな原因となっているケースがほとんどです。
例えば、衣類のインナー。
①シャツ
②パンツ
③靴下
④タイツ
……etc.
仮に、このようにアイテムごとに分類したとします。