ASUS EeeBook X205TAを試す - 3万円台から買える11.6型モバイルノートPCの実力を検証する
○くせがないキーボード
ディスプレイは11.6型で解像度が1,366×768ドット。グレア液晶なので発色が鮮やかだが、もちろん映り込みはある。視野角はそれほど広くなく、横から見ると色味が変わる。
EeeBook X205TAには、画面の色味を調節する「Splendid Technology」を搭載する。通常の「Normal」に加え、動画試聴向けの「Theater」や写真向けの「Vivid」というプロファイルを用意する。また、手動で色温度を調節することもできる。ちなみに「Theater」は暖色系の色味になり、「Vivid」は画面が明るくなる。
キーボードは87キーの日本語配列。
「BackSpace」や「delete」の位置や大きさは人によって好みが生じるかもしれないが、全体的にオーソドックスな配列で使いにくいということはない。定規で計測したところキーピッチは18mm~19mm程度。キーストロークは薄型ノートPCとしては深い方だと感じる。反発力があり、軽快にタイプできる。
タッチパッドの面積は広めに取られており、実測値は横が105mm、縦が62mmだった。レビューで使用している間は手のひらが当たってカーソルが飛ぶことはなかった。