ASUS EeeBook X205TAを試す - 3万円台から買える11.6型モバイルノートPCの実力を検証する
EeeBook X205TAはクラムシェル型のノートPCだが、スペックや価格から考えると、ほかのノートPCというよりもタブレットと並べて比較検討される製品かもしれない。
タブレットと同様にコンテンツ試聴を中心としたユーセージでは、動作にそれほど気になるところはない。Webブラウジングも快適だし、YouTubeで高画質動画を見ても、引っかかりはない。ただ、やはり2GBメモリということもあり、写真や重めのOffice系ファイルの編集、あるいはブラウザでもタブをたくさん開くと、目に見えて動作が重くなる。軽めの作業中心で使うのがいいだろう。
さて、ここからはベンチマークテストの結果をいくつか紹介したい。まずは総合テストとして、Windowsシステム評価ツール「winsat」を実行し、スコアをGUI表示してくれるツール「WIN SCORE SHARE」を利用して計測を行った。
やはり、基本的なパフォーマンスはタブレットとそれほど変わらない。
ストレージのスコアが伸びているが、SSDほどではないにしろ、eMMCもそこそこ高速にデータの読み書きができる。実際の使用感が軽快なのも、ストレージのパフォーマンスによるところが大きいように感じる。