ASUS EeeBook X205TAを試す - 3万円台から買える11.6型モバイルノートPCの実力を検証する
続いてはFuturemarkの「PCMark8」のHome Accelaratedを実行した。写真加工やビデオチャットあたりで少々もたついた印象だが、Webブラウジングなどは問題なさそうだ。
ゲーム系のテストとして、「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」も実施した。最低画質でも「やや重い」という結果となった。
最後にバッテリ駆動時間についてもテストを行った。電源プランは「バランス」で、「PCMark8」のHome Accelaratedを実行した。EeeBook X205TAのバッテリ駆動時間は公称で最大11.3時間だが、テストの結果は7時間57分22秒の駆動が可能との評価がでた。通常の使い方であれば、1日中外出していても問題ないだろう。
○コストパフォーマンスの高さが光る製品
さて、ここまでASUS EeeBook X205TAのレビューをお届けしてきたが、実売3万円台半ばで購入できるPCとは思えないくらいの完成度の製品だ。パフォーマンスは一般的なクラムシェルノートPCとまではいかないが、あれもこれもではなく、使いどころをちゃんと選べば、それほど大きな不満はないだろう。
セカンドマシンとして、手ごろなPCがほしいと考えたとき、普段からテキストの入力をはじめとした作業が多いのであれば、EeeBook X205TAはまず選択肢に入れていいモデルだ。