日本マイクロソフト、地図が不動産マップに進化する「Bing不動産」スタート
佐野氏は国内でもビジネス向けの「Bing Maps for Enterprise」の日本語Webサイトを解説し、具体的な内容は明日から開催するde:code 2015で紹介すると語っていたが、コンシューマー向けではないため本稿では割愛する。
さて、Bing不動産は、「地図で物件を探す」をコンセプトにした不動産検索サービスだ。MicrosoftのBingプラットフォーム(Bing MapsやBing検索、Microsoft Azure)と、リクルート住まいカンパニーが運営するSUUMOの物件情報を統合。直感的なUIと視覚的な地域情報を確認した後は、SUUMO経由で物件情報の取得が可能になるという。
日本マイクロソフト アドバタイジング&オンライン統括本部 マーケティング部 部長の佐藤賢氏は、地図上で物件を絞り込むためのスライダー機能や、用途地域などのオーバーレイ情報を活用することで、諸条件に見合う物件を探し出せると自信を見せていた。また、Bing不動産のアドバンテージとして、住所ではなく公園など周辺施設をキーワードにした検索や、条件によっても異なる住環境を事前に地図で確認できるなど、地図サービスならではの活用方法を披露した。