2015年5月26日 08:00
第三者保守会社として開設した国内初のハードウェア保守・修理サービスオペレーションセンターに潜入 - データライブ
主な業務は、ユーザーからの障害発生連絡、原因の特定、部材(交換パーツ)の手配、エンジニアの手配、原因を特定できない場合には東京テクノセンター内の専門部門と連携して技術検証、ユーザーに対する報告などのコントロールを一括で行っています」と業務内容を語るのは、業務本部 メンテナンス部 部長の新居弘司氏だ。
障害発生時の具体的な流れとしては、障害受付コールセンターが顧客から障害発生の連絡を受けた際、メンテナンス部で情報収集・情報確認後に、障害切り分けと現地への保守パーツ配送指示、フィールドエンジニアに対する出動指示を実施。状況によっては、上級エンジニアによる解析と技術支援を行う。こうしたシステム障害に関する全プロセスを24時間体制で一括管理し、フレキシブルなサービスにより顧客のダウンタイム短縮を図るのがメンテナンス部の役割だ。【テクニカルサービス部】
メンテナンス部材の整備を行うリファービッシュ・アッセンブリエリア。「現在は10セルを稼働しており、できるだけ作業効率が上がるよう、各セルの後ろに作業者用の棚を配置しています。1ヶ月あたりの生産台数は、約200台ほど。それ以外に、保守部材のストックとして約500~1000台の検査も行っています」