「普通に仕事をしているだけで功徳を積める仕事が誇り」 - ミャンマーの仏具店経営者の働き方
や僧院への寄進が集中する時期があります。在庫を抱えるにもスペースの問題がありますから、袈裟の生産や仏具の仕入れなどをうまく調整するのに苦労しています。
得度式も4月の長期休み前に集中しますから大変です。懇意にしている僧院では、多いときで500人以上が参加する得度式を執り行うので、そういった大規模な式では仏具や装飾品を納品するだけでなく、着付けなどのお手伝いもさせていただきます。目の回る忙しさですが、全員が無事得度されるのを見るのは感慨無量なものです。
■ちなみに、今日のお昼ごはんは?
昼食と夕食は家族と従業員全員分をお手伝いさんが家で準備し、アルミの段重ね弁当に入れて店へ届けてくれます。今日の昼食メニューは豚の角煮と魚カレー、キャベツ炒め、空芯菜の辛味炒め、干し魚のふりかけ、魚の発酵ソース「ガピ」です。これらをごはんにかけて食べます。
■休みのとりかたは?
休みはありません。でも店が自宅の居間のようなものですから(笑)。家族もいつも店にいますし。日中も休憩を挟みながらなのでそれほど苦にはなりません。
■日本人のイメージは? あるいは、理解し難いところなどありますか?
外国人と接する機会がほとんどなく、テレビもあまり見ないので、日本人についてほとんど知らないんですよね。