くらし情報『三菱重工業、今夏打ち上げ予定のH-IIBロケット5号機を公開 (画像集あり)』

2015年5月26日 15:16

三菱重工業、今夏打ち上げ予定のH-IIBロケット5号機を公開 (画像集あり)

三菱重工業、今夏打ち上げ予定のH-IIBロケット5号機を公開 (画像集あり)
●全長56.6m、最大直径は5.2m
三菱重工業は2015年5月22日、愛知県海部郡飛島村にある同社の飛島工場で、「H-IIB」ロケット5号機の第1段、第2段機体を報道関係者向けに公開した。このあとロケットは種子島宇宙センターへ運ばれ、最後の組み立てと試験を経た後、宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)の5号機を搭載して宇宙へ飛び立つ。打ち上げ日はまだ決まっていないが、今年の夏ごろになるという。

○H-IIBロケット

H-IIBは宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工が開発したロケットで、主に宇宙ステーション補給機「こうのとり(HTV)」を打ち上げるため、当時すでに運用に就いていたH-IIAロケットを基に造られた。全長は56.6m、最大直径は5.2m、燃料などをすべて含めた打ち上げ時の質量は531tもある、日本最大のロケットだ(ちなみに、H-IIAやH-IIBの後継機となる「新型基幹ロケット」は、さらに大型になることが予定されている)。

今回公開されたのは、H-IIBのうち第1段機体と第2段機体のみである。三菱重工ではこの2つを指して「コア機体」と呼んでいる。

第1段機体の全長は38m、直径は5.2mで、H-IIBの中で最も大きな部品だ。

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